原宿や新宿などからもよく見える巨大なNTTドコモ代々木ビル、通称ドコモタワーですが、頂上部はなんと有事の際の基地局になっていて未だ1度も使われたことがないそうです。
この1度も使われたことのない基地局はただの基地局ではなく、大ゾーン基地局という名前でそのとおりカバーするエリアがものすごく広い基地局なんだとか。
緊急時にだけ稼働する「大ゾーン基地局」
東洋経済オンラインによれば、ドコモタワーの頂上部に設置されている大ゾーン基地局は緊急時での利用が想定されていてまだ1度も稼働したことがないんだそうです。また、通常の基地局は半径数百メートル〜数キロメートルをカバーしますが、大ゾーン基地局はなんと半径7kmまでカバーできる基地局なんだとか。震災などの緊急時に稼働し、警察の110番や消防の119番、さらには自衛隊、政府要人の携帯電話など、重要な通信を確保するための特別な基地局だからだ。
引用元:ドコモタワー、「使われないアンテナ」の秘密 | 企業 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
ちなみにドコモタワーの本当の頂上、つまりてっぺんには赤白の棒がそびえ立っていますが、あれはクレーンで年2回だけパカーっと開いて基地局のメンテナンスなどを行っているそうです。
こっちも驚きで年2回となるとなかなか目にすることはできませんが、そんな貴重な様子を撮影した記事を発見しました
引用した東洋経済オンラインの記事には大ゾーン基地局を設置するキッカケや背景などが確認できてとてもおもしろいものになっています。興味あるかたはぜひ。
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