いよいよ日本時間9月13日に開催されるAppleのスペシャルイベント『Gather round』まで約50時間ほどになった。イベントでは3つの新型iPhoneの発表が確実視されていて、販売価格が低く設定される6.1インチモデルが最も人気を集めると予想されている。
Bloombergによれば、Appleは6.1インチの新型iPhoneを「iPhone Xr」と呼んでいるそうだ。
iPhone Xr、ベゼルレス液晶ディスプレイに製造問題。生産量は限定的に
これまでの噂によれば、6.1インチの新型iPhone、「iPhone Xr」は昨年発売された「iPhone X」のような顔認証「Face ID」とベゼルレスデザインのディスプレイを採用するそうだ。
コストを抑えるためベゼルレスのディスプレイは有機ELよりも明るさや表現力が劣る液晶方式を採用するようだが、液晶は有機ELと違って曲げに弱くバックライトが必要になる。製造方法は「iPhone X」と大きく異なるため、サプライヤーは光が漏れる問題に直面するなど製造段階で苦戦しているようだ。
Bloombergが問題に精通している人物から得た情報によれば、Appleはバックライト関連の問題によって厳しい供給問題に直面しているという。この問題によって発売直後の「iPhone Xr」の生産量は限定される可能性があるようだ。
「iPhone Xr」は、有機ELディスプレイを搭載するiPhone XsやiPhone Xs Maxといったハイエンドモデルの差別化するためにiPhone 5cのような多色展開になると報告があるなか、レッド・シルバー・ブルー・ピンク4色のダミーモデルが流出しており、実績のあるリーカーBen Geskinはダミーモデルではなく、本物のプロトタイプとコメントしている。
なお、BloombergがAppleの内部審議に精通した人物から得た情報によれば「iPhone Xs Plus」とも予想されていた6.5インチの有機ELディスプレイを搭載するモデルの名前は9to5Macが伝えたとおり「iPhone Xs Max」になる可能性が高いそうだ。
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