複雑過ぎてよくわからんとされているドコモの新料金プランですが、僕も初めて目にした時は「なんじゃこりゃ・・・」と思っていました。
ただ、ドコモの加藤社長が「ぱっと見は複雑だが、よく見るとそれほど難しくはない」と言ってるように、落ち着いて料金がどうやって構成されているのかポイントをおさえることができれば結構単純です。
ということで、ドコモの新料金プランをカンタンに理解する方法を紹介したいと思います。
ドコモの料金を構成する4つの要素
新料金プランをカンタンに理解するためには、まず各プランの料金自体は置いといて、料金がどのように構成されているのか理解しましょう。細かい料金や割引サービスを一気に頭に入れようとするから難しいのです。細かい料金と割り引きはあとから理解すれば、新料金は意外とすんなり理解できるはずです。
新料金プランの構成は、基本プランとパケットパック(パケット定額プラン)、インターネット接続料金、割引サービスの4つになっています。これを頭に入れておくとかなり理解しやすくなるかと思います。
① | 基本プラン |
② | パケットパック (パケット定額プラン) |
③ | インターネット接続料金 |
④ | 割引サービス |
基本プラン:通話し放題のプランと通話が全くできないプランの2通り
1つ目の要素である基本プランは、通話し放題の「カケホーダイプラン」と通話ができない「データプラン」、ウェアラブルデバイスやフォトフレームで利用できる「デバイスプラス」が用意されています。新料金プランでは、従量制の通話プランが廃止になり、通話を利用するなら使い放題、利用しないなら1秒も利用できないといった感じになっています。
パケットパック:家族向け、1人向け、らくらくスマホ向けの3種類
2つ目の要素であるパケットパックは、従来のパケ・ホーダイで、あまりネットを利用しない場合は契約しなくても構いません(基本プランでデバイスプラスに加入した場合を除く)用意されているプランは、1人向けプランと家族向けプラン、らくらくスマートフォン向けプランの大きく3種類に分けられており、さらにデータ通信量ごとに9つに細分化されています。
従来のパケ・ホーダイと異なるのは、データ通信量を家族間や他の回線とシェアできること。ひとりひとりまたはひとつひとつのデバイスで契約するよりも高速で利用できるデータ通信量は減りますが、料金を節約することができます。ただ、シェアする場合は1台につき月額500円が自動で課金されます。
インターネット接続料金:これは従来と同じ
3つ目の要素であるインターネット接続料金は、FOMAの場合はiモード、Xiの場合はspモードに加入することになります。これは従来と全く同じです。割引サービス:ドコモの長期契約者を優遇
4つ目の要素である割引サービスは、ドコモの長期契約者である「ずっとドコモ割」と26歳までの若者が優遇される「U25応援割り」の2種類のみとなっています。まずは構成を理解して、各種料金はあとから理解するとわかりやすいかも
ひとまず料金はおいといて構成だけを頭に入れておくことが新料金プランを理解するのに大事なことだと思います。4つの要素の料金については以下のエントリーで書いています。構成を理解したあと、当エントリーと見比べながら細かい料金をチェックしていけば、すんなり理解できるはず!
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