Apple純正のワイヤレスイヤホン「AirPods」、発表時は“耳からうどん”とも呼ばれていたが、発売されてみれば日本を始め世界中で長期的な在庫不足が続くほどのヒット商品になった。
今年12月には発売から2年を迎えるAirPods、早くも次期モデルの噂が耳に届いてる。
新型「AirPods 2」、ノイズキャンセリングに対応。音漏れも改善か
Barclaysのアナリストレポートによると、Appleが2019年早期に発売する新型の「AirPods 2」はノイズキャンセリングに対応するとのこと。AirPodsはサイズが小さいため、オーバーイヤーヘッドフォン「Beats Studio 3」のような高性能なノイズキャンセリングになるかは不明だが、デザインの変更によって実現するようだ。
飛行機や電車、バスなど乗り物内での騒音を減らすことで小さな音量でも音楽が楽しめるノイズキャンセリングには大きく分けて2種類ある。1つは内蔵されたマイクで周囲の騒音を測定し、特定の周波数を出すことで騒音を打ち消すもので「Beats Studio 3」などが採用する。もう一つは耳とイヤホンを密閉することで周囲の音を遮断する物理的な方法。
騒音を打ち消す高性能なノイズキャンセリングは機能をオン、オフすることもできて便利だがバッテリーの消耗に影響を与えてしまう。AirPodsの小さなボディに搭載されるバッテリー容量には限界があるため、この方法を採用するのは現実的ではない。一方、物理的に騒音を遮断する方法は機能をオフにできないがバッテリーに影響を与えずカンタンに実装でき、現行のAirPodsにおいて不満の声が聞かれる音漏れも防ぐことができる。
Barclaysのアナリストは新型「AirPods 2」はデザイン変更によって物理的に騒音を遮断する簡易的なノイズキャンセリングに対応すると考えているようだ。だとすれば特にスピーカー部分に大きなデザイン変更があるかもしれない。
新型「AirPods」においては今年発売されるモデルで次世代のWチップを搭載し“Hey Siri”に対応するほかワイヤレス充電に対応したケースが採用されるという。2019年発売のモデルでは待望の防水に対応すると報じられている。さらに、AirPodsの売れ行きが好調だったことからオーバーイヤー型の高級ヘッドフォンが年内に発売すると噂されている。
コメントを残す