今月26日に発売される第3世代のAirPodsは、空間オーディオやつまみ操作を実現する感圧センサー、短くなったうどん(ステム)など、AirPods Proに近いモデルとして登場します。
新機能は耳への脱着をより正確に識別できる肌検出センサーのみ。革新的な新機能は2022年発売が噂される第2世代のAirPods Pro(仮称:AirPods Pro2)に期待することになります。
そういったなかで、MacRumorsがAirPods Pro2の画像を公開しました。「探す」機能に役立つスピーカーが充電ケースに搭載されるようです。
iOS 16でケースだけの位置を特定することも可能に
MacRumorsが公開したAirPods Pro2の画像は、Apple内部が情報源であるものの実績のない人物から得たもので、正確性は乏しいとのこと。
大きな変更点は充電ケースの底面に搭載されたスピーカーです。現行のAirPodsは紛失したときに「探す」機能を使用して、地図上で位置を確認したり音を鳴らすことで、AirPodsがどこにあるかを特定できます。ただし、ケースだけを紛失した場合、同機能は利用できません。
iOS 16では、AirPods本体と充電ケースの位置を別々で特定できる機能が追加され、それに伴って充電ケースの底面にスピーカーが搭載されるようです。ワイヤレススピーカー代わりになるかは不明ですが、充電ケースの大きさを考えると音圧や音量は期待できないでしょう。
ケースの側面には現行モデルに存在しない金属のパーツが確認できます。これはストラップホールとのこと。つまり、AirPods Pro2は、ハードウェアとソフトウェアの両面で紛失をできる限り防ぐための機能が強化されるのかもしれません。
AirPods Pro2には、ステムを完全に廃止するとの噂がある一方で、今回公開された画像にはステムがしっかりと残っています。
ステムの完全廃止を伝えたのは多数の実績があるMark Gurmanで、より丸みを帯びたコンパクトなデザインで耳に収まる形状とレポートしていました。
ただし、開発段階にてノイズキャンセリング機能やワイヤレスアンテナ、マイクをコンパクトな組み込むことが難しいことが判明し、発売時には大規模な変更がない可能性があるとも報告していたので、実際にそのようになったのかもしれません。このレポートは昨年10月に公開されたものです。
さて、AirPods Pro2の発売時期ですが、iOS 16でAirPods本体と充電ケースの位置を別々で特定できる機能が追加されることと、それに伴って充電ケースにスピーカーが内蔵されることを考えると、2022年秋になるのではないでしょうか。
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