日本時間5月6日、Appleがフルワイヤレスイヤホン「AirPods Pro」向けに最新となるファームウェア・アップデートの配信を開始した。
ファームウェア・アップデートを適用すると、ファームウェアバージョンが「2D15」に変更される。
UPDATE:2020/05/13 11:08日本時間5月13日、第2世代AirPodsにもファームウェア・アップデートがリリースされた。アップデート内容は不明。
アクティブノイズキャンセリングは改善されず?
iOS/iPadOS向けに配信されるソフトウェア・アップデートと違って、AirPodsのファームウェア・アップデートの内容はいつもどおり公開されていない。
昨年12月に配信された“2C54”では音質の調整が含まれており、アップデート後に低音域の精度が大幅に改善された一方で、低音域のノイズキャンセリング性能が大幅に低下。Appleは“2C54”のアップデートを取り下げていた。
アクティブノイズキャンセリング(ANC)の性能について今回配信された「2D15」によって多少の変化があったという声もあれば変わってないとの声もある。“2C54”へのアップデートによってANCが低下したと報じたRTINGS.comの再レポートに注目したい。
なお、ファームウェア・アップデートは、順次配信でiPhoneまたはiPadと接続したAirPodsをケースに入れて充電することで自動的に適用される。アップデートを確認する方法は以下のとおり。アップデートを手動で適用する方法は用意されていない。
- 1. 設定画面で「一般」に進む
- 2. 「情報」を選択
- 3. スクロールして「XXXのAirPods」または「XXXのAirPods Pro」を選択
- 4. “ファームウェアバージョン“を確認する
- 5. 最新版にアップデートされていれば「2D15」と表示される