3月19日、Googleが開発者向けにデベロッパープレビュー版「Android 11」を公開した。
デベロッパープレビュー2では、5Gや折りたたみデバイス、動的リフレッシュレートの対応・改善が実施されている。
4月にはデベロッパープレビュー3が公開
DP2の主なアップデート内容
- 5G state API
- 5Gに接続しているかを確認できるAPIが追加。開発者は5G接続時に高画質な映像をストリーミングしたり、同期の頻度を上げることが可能に
- 折りたたみデバイスのヒンジ角度検出
- 折りたたみデバイスで正確なヒンジの角度検出が可能に
- 「Surface Duo」ではヒンジの角度によってコンパクトに通知を確認できる
- ニューラルネットワークAPIの改善
- 動的リフレッシュレート
- Pixel 4など複数のリフレッシュレートに対応したデバイス向けに優先リフレッシュレートを設定可能に
- キーボードスクロール
- 画面スクロールに合わせてキーボードもスクロール可能に
左: Android 10、右: Android 11のキーボードスクロール
このほかにも「Pixel 4」向けに、寝顔など目をつむった状態では顔認証できない“目を開く”オプションが追加された。なお、Android 10においても設定画面の検索からヒットするため、6月のFeature Dropで追加されるかもしれない。
開発者オプションにはADBコマンドをワイヤレスで操作できるオプションが追加された。これまではUSBデバッグをオンにしてPCと毎回接続する必要があったが、同じWi-Fiに接続していてペア設定したPCからワイヤレスでADBコマンドが実行できる。ただし、現時点でペアリングする方法はなく将来的にサポートされるようだ。
また、今回から「Android Flash Tool」を使用したデベロッパープレビューの導入が可能になった。複雑なADBコマンドを使用せずにクリック操作だけでカンタンにインストールできる(データは初期化されるため注意が必要)
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