史上最大のデザイン変更になったAndroid 12。GoogleのPixelスマートフォンには、すでにアップデートが提供されていて概ね好評ですが不満の声も聞かれています。
特に不満の声が大きいのは巨大な時計が表示されるようになったロック画面です。Android 12の新機能をまとめた記事でも「元に戻して欲しい」「ダサい」「見にくくて前の方が良かった」など酷評されています。
今のところロック画面のデザインを変更することはできませんが、2022年3月までに提供予定の「Android 12L」やコードネーム“tiramisu”(ティラミス)の「Android 13」で改善されるようです。
情報源はAndroid 13の極初期ビルド
XDA-Developersが極初期のAndroid 13のビルドにアクセスできるソースからスクリーンショットを入手したと報告しています。信憑性は非常に高いものの、極初期のビルドであることから提供時期が遅れる可能性もあるので現在は頭の片隅に留めておく程度が良いでしょう。
公開されたスクリーンショットによると、Android 13ではアプリごとに言語を変更したり、iPhoneのように事前許可が必要な通知のオプトイン化、システムによるバッテリーの残量に応じた処理の振り分けといった新機能が発見されています。
ユーザーにとって影響が大きいのがロック画面の変更です。
Android 12では、通知が届いていない時は時計が巨大化して2行で表示され、通知が届いた時は画面の左上に小さく1行で表示される仕様です。この表示は変更することができないため、多くのAndroid 12ユーザーが不満の声をあげています。
Googleは不満の声に耳を傾けたのか、Android 13の設定画面には必要な時に時計を2行表示できるスイッチが新たに追加されるようです。どのように動作するのかは確認されていませんが、設定画面らスイッチをオフにすることでロック画面に表示される時計を常に小さく1行で表示できるようです。
待望の設定項目はAndroid 12Lにも追加されている形跡があることから、近いうちに利用できるかもしれないとのこと。個人的には中間サイズのオプションも用意して欲しいです。
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