Googleが昨年夏としながらも提供を延期していた「デバイスを探す」ネットワークの提供が近く迫っているようです。
デバイスを探すネットワークは、スマートフォンなど紛失したAndroidデバイスが圏外などオフラインになったとしても、近くを通ったAndroidデバイスとBluetoothで通信して代わりに位置情報をサーバーにアップロードすることで、持ち主が紛失したデバイスの位置情報を確認できるというものです。
Googleはこれまでよりも重要な機能になるBluetoothがオフになる時間をできるだけ減らすような機能を開発していることが明らかになりました。
Android Authorityが現在開発中のAndroid 15からBluetoothを自動的にオンにする機能を発見したと報告しています。
具体的には同機能が有効になっている状態でクイック設定からBluetoohをオフにしようとすると、デバイスを探す機能やクイック共有(旧ニアバイシェア)、デバイスの位置情報にBluetoothを使用することをユーザーに伝えるダイアログを表示され、翌日自動的にBluetoothをオンにするかを確認されるとのこと。
つまり、強制的にBluetoothがオンに戻るわけではなく拒否することもできます。
この機能はすでにAOSPにリリースされており、Bluetoothを自動的にオンにするAPIはAndroid 15にアップデートしなくても利用できる可能性があり、すべてのデバイスでサポートされない可能性が確認されています。
なお、Googleが昨年発表したデバイスを探すネットワークは、昨年夏に提供される予定だったものの、Appleが同ネットワークに対応する紛失防止タグなどを悪用したストーカー行為から自社のユーザーを守るために待ったをかけた状態でしたが、iOS 17.5にて対応が進んでいることが明らかになっています。
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