Ankerが新世代の超コンパクトUSB充電器Nano IIシリーズを発表しました。早速、今日から「Anker Nano II 45W」の販売がスタートしています。
Nano IIシリーズには、MacBook Proも充電可能なNano II 45Wのほかに、MacBook Airを充電できる最も小さいNano II 30W、MacBook Proのフルスピード充電などさらに高出力なPCにも対応するNano II 65Wの全3機種がラインナップされています。
発売前にすべて触ってきたのでショートなフォトレビューをお届けします。
Anker Nano IIシリーズ
Anker Nano IIシリーズは、最新技術Anker GaN IIを採用した新世代の超コンパクト充電器です。
従来のシリコンに比べて大きな電力をより効率的・安全に供給できて小型化も可能にするGaN(窒化ガリウム)を使用。さらに、新技術「Anker GaN II」によってGaNの持つ力を最大に引き出し、さらなる小サイズ化を可能にしました。
30W/45W/65Wの3機種すべて持ち運びがカンタンな手のひらサイズです。
Nano II 30W | Nano II 45W | Nano II 60W | |
---|---|---|---|
最大出力 | 30W | 45W | 60W |
サイズ | 約32 x 30 x 38 mm | 約35 x 38 x 41 mm | 約36 x 42 x 44 mm |
重さ | 約47g | 約68g | 約112g |
価格 | 2,990円 | 3,390円 | 3,990円 |
発売日 | 7月下旬 | 発売中 | 7月下旬 |
Anker Nano II 45W
Ankerの充電器はツヤ感のある光沢ボディが多くの製品に採用されていましたが、Anker Nano IIシリーズはサラサラなマットな質感です。カラーはブラックのみですが、ホワイトの販売も検討しているとのことでした。
今日発売された「Anker Nano II 45W」の大きさはゴルフボールよりも小さいのに最大出力は45W。M1 MacBook Airを2.2時間でフル充電可能、フルスピードではないもののMacBook Proも充電できます。
同じ出力のPowerPortIII 45W Podと比べてみました。奥行きが小さいので壁のコンセントを利用する時も自重で傾くことなく安定した充電が可能。
折りたたみ式のプラグなので出張や旅行など持ち運びに便利で、カバンやポーチのなかで他の製品と当たってキズをつける心配はありません。
スペックを比較
Nano II 45W | PowerPortIII 45W Pod | |
---|---|---|
技術・半導体素材 | Anker GaN II | GaN |
サイズ | 約35 x 38 x 41 mm | 約58 x 30 x 43 mm |
重さ | 約68g | 約87g |
最大出力 | 最大45W | 最大45W |
5.0V=3.0A / 9.0V=3.0A / 15.0V=3.0A / 20.0V=2.25A | 5V=3A / 9V=3A / 15V=3A / 20V=2.25A | |
PPS出力:3.3V-16.0V=3.0A / 3.3V-21.0V=2.25A | PPS出力:3.3-16.0V=3.0A / 3.3-21.0V=2.25A |
Anker Nano II 30W
Anker Nano II 30WはNano IIシリーズ最少の急速充電器。
一般的な30W出力の充電器に比べて約60%も小型化されていて、同じ30W出力の「Anker PowerPort Speed 1 PD 30」やGaNを使用した「Anker PowerPort Atom PD 1」と比べてもかなり小さいです。この超コンパクトボディでスマートフォンはもちろん、iPad ProやMacBook Airも充電できます。
本体サイズが極限まで小さいこともあって残念ながらコンセントプラグを折りたたむことはできません。
スペックを比較
Nano II 30W | PowerPort Atom PD 1 | |
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技術・半導体素材 | Anker GaN II | GaN |
サイズ | 約32 x 30 x 38 mm | 約35 x 41 x 55 mm |
重さ | 約47g | 約53g |
最大出力 | 最大30W | 最大30W |
3.3-16.0V=2.0A Max | 5V=3A / 9V=3A / 15V=2A / 20V=1.5A | |
PPS出力:3.3-11.0V=3.0A Max | PPS出力:? |
Anker Nano II 65W
現時点でNano IIシリーズの本命は最上位モデルの「Anker Nano II 65W」だと思います。
一般的な60W以上の充電器に比べて約60%も小型化されていて、同じ出力の「Anker PowerPort Speed 1 PD 60」とGaNを使用した「Anker PowerPort Atom III 60W」と比べると同じ出力とは思えないほどのコンパクトさです。
同じNano IIシリーズの45Wモデルに比べて重さは1.6倍以上ありますが、大きさはそれほど変わりません。
45WモデルはMacBook Pro対応と案内されていますが、フルスピードで充電するには最低でも61Wが必要になります。こっちは完全対応。M1 MacBook Proなど13インチモデルを使用しているなら65Wを選びましょう。45Wとの価格差はたったの600円です。
スペックを比較
Nano II 65W | PowerPort Atom III 60W | |
---|---|---|
技術・半導体素材 | Anker GaN II | GaN |
サイズ | 約36 x 42 x 44 mm | 約61 x 58 x 28 mm |
重さ | 約112g | 約132g |
最大出力 | 最大65W | 最大65W |
5.0V==3.0A /9.0V==3.0A / 15.0V==3.0A / 20.0V==3.25A | 5V=2.4A / 9V=3A / 15V=3A / 20V=3A | |
PPS出力:? | PPS出力:? |
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