最高峰充電器“Anker Prime”第2弾登場。2in1の大人気FusionやフリスクサイズのSlimも
アンカー・ジャパンがAnker最高峰の充電器シリーズ「Anker Prime」の最新モデル8製品を発表しました。
モバイルバッテリーとUSB急速充電器といった2つの機能を1台に集約する大人気のFusionシリーズがAnker Primeとして初登場するほか、初採用の独自プラグを採用した世界最薄クラスのUSB急速充電器や世界最小クラスの100W出力充電器など、魅力的な製品がラインナップに加わります。
早速、今日から6製品の予約受付がスタートし、台数限定のお得なセールが実施されます。
目次
- Anker最高峰の充電器シリーズ「Anker Prime」とは?
- Anker Primeの新製品ラインナップ
- Anker Prime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion)
- Anker Prime Charger (65W, Slim, GaN)
- Anker Prime Charger (100W, 3 Ports, GaN)
- Anker Prime Charger (200W, 6 Ports, GaN)
- Anker Prime Charger (250W, 6 Ports, GaN)
- Anker Prime Charging Station (8-in-1, 240W)
- Anker Prime ドッキングステーション (14-in-1, Dual Display, 160W)
- Anker Prime 高耐久ナイロン USB-C & USB-C ケーブル 240W
Anker最高峰の充電器シリーズ「Anker Prime」とは?
Anker Primeシリーズは、最先端の充電技術“GaNPrime”や最新のUSB規格“USB PD 3.1”など、最先端・最新の技術を搭載したハイスペック充電器です。
自宅はもちろん外出先でもワンランク上の充電環境を整えたい人に向けて昨年誕生し、これまでに100万台以上の販売を記録しています。
ここではAnker Primeシリーズに搭載される充電技術についてまとめます。
最先端の充電テクノロジー「GaNPrime」
かつて急速充電器に使用されていたシリコンが抵抗率・高発熱・大サイズといった特性を持つのに対して、2018年にAnkerが世界に先駆けて採用したGaN(窒化ガリウム)は高効率・低発熱・小サイズといった特性を持ち、充電環境に革新をもたらしました。
2021年にはGaNの持つ力をさらに引き出し、厳しい安全基準を満たしながら、さらなる高出力化と小型化を可能にした独自技術の「Anker GaN II」が登場。
30%の小型化を実現しながら最大出力が1.5倍にパワーアップしたことで、スマホからPCまでを1台で充電できるAnker Nano II 45Wなどが大きな注目を集めました。
2022年7月に登場した「GaNPrime」は、GaNのメリットをさらに進化させたもの。
安全性を高めつつ、100W以上の超高出力に対応し、さらなる小型化も実現。複数ポートへ電力を最適に配分することで充電効率も極限まで高めることが可能になりました。
- PowerIQ 3.0/4.0
- 100W以上の超高出力に対応
- 必要な電力を毎秒感知して、必要な供給電力を調整して充電を効率化(4.0)
- ActiveShield
- 常時温度管理と出力制御で高出力充電も安全に
最大100W以上の高出力充電を可能にする「PowerIQ 3.0/4.0」
PowerIQはAnker独自の急速充電技術で、充電器に接続されたデバイスを秒で認識して最大スピードでの急速充電を可能にします。
また、バージョンごとに最大出力や接続可能な充電端子に違いがあり、最新の4.0は100W超の出力に対応。
複数ポートの充電器においては、接続されたデバイスが必要とする電力を毎秒感知して、流動的に必要な電力を供給することで、電力効率を最大化して極限まで高める「Dynamic Power Distribution」が搭載されます。
バージョン | 発表年度 | 最大出力 | 充電端子 |
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PowerIQ | 2014年 | 最大12W |
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PowerIQ 2.0 | 2017年 | 最大18W |
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PowerIQ 3.0 Gen2 | 2019年 | 最大100W |
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PowerIQ 4.0 | 2022年 | 最大100W以上 |
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高出力を安全に。常時温度管理システム「ActiveShield」
コンパクトかつ100Wを超えるような高出力の充電器は高温化しやすく、温度管理と出力制御が重要になります。
Ankerの常時温度管理システム「ActiveShield」は、定期的に温度計測を行い、規定の温度に到達したことを検知すると、電流・電圧の負荷を調整して過度な温度上昇を未然に防止。接続機器を安全に保護しつつ、バッテリーの劣化を軽減します。
なお、製品によって搭載されるActiveShieldのバージョンには違いがあり、2.0は1秒あたり35回(1日約300万回)、3.0は1秒あたり80回(1日約690万回)の計測を行います。
Anker Primeの新製品ラインナップ
Anker Primeシリーズから2023年に第1弾として100W出力のUSB急速充電器や置くだけ充電に対応した最大27,650mAhの超大容量モバイルバッテリー、6つの充電端子と差し込み口を搭載した電源タップが登場しました。
2024年に発売される第2弾のラインナップは以下のとおりです。
- Anker Prime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion)
- Anker Prime Charger (65W, Slim, GaN)
- Anker Prime Charger (100W, 3 Ports, GaN)
- Anker Prime Charger (200W, 6 Ports, GaN)
- Anker Prime Charger (250W, 6 Ports, GaN)
- Anker Prime Charging Station (8-in-1, 240W)
- Anker Prime ドッキングステーション (14-in-1, Dual Display, 160W)
- Anker Prime 高耐久ナイロン USB-C & USB-C ケーブル 240W
Anker Prime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion)
- PowerIQ 3.0
- ActiveShield 3.0
- USB PD 3.0
USB急速充電器とモバイルバッテリーが一体型になった大人気のFusionシリーズがAnker Primeから初登場です。
対応出力は充電器としてもモバイルバッテリーとしても65Wの高出力。
スマートフォンやタブレットはもちろん、MacBook Proも充電可能。M1/M2/M3チップ搭載のMacBook Airを急速充電するための67W出力にはわずかに及ばないものの、ほぼ条件を満たしています。
バッテリー容量はスマホを約2回分充電できる9,600mAh。大容量ながら重さは308g、一般的な65W出力のモバイルバッテリーとして約60%も小型化を実現しているため、持ち運びにも最適です。
本体前面には、バッテリー残量/健康状態/サイクル/温度、充電時の出力値を確認できるカラーディスプレイ付き。本体側面にはディスプレイ点灯用のボタンとUSB-C端子が2つ搭載。上面にはストラップホールがついています。
スペック
Anker Prime Power Bank | |
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サイズ | 約115 x 44 x 42 mm |
重さ | 308 g |
バッテリー |
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ポート数 |
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入力 |
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出力 |
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特徴 |
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同梱品 |
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Anker Prime Charger (65W, Slim, GaN)
フリスクサイズの急速充電器SlimシリーズがAnker Primeから初登場です。
クレジットカードよりも小さい超コンパクトサイズかつ厚さわずか12mmの超スリムボディに、最大65W出力のUSB-Cと最大45W出力のUSB-Cを1つずつ搭載したUSB急速充電器で、Ankerによると65W出力以上のUSB-Cポートを2つ以上搭載した充電器として世界最薄クラスとのこと。
特許を取得したAnker独自のダイナミックプラグ構造によって、プラグを極薄のボディに折りたたんで持ち運べます。カバンやポケットに入れておくと、充電器を忘れた時でも役立ちそうです。
発売日は2024年冬ごろ。販売価格は6,990円です。
スペック
Anker Prime Charger (65W, Slim, GaN) | |
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サイズ | 約86 x 45 x 12 mm |
重さ | 80 g |
ポート数 |
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入力 |
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出力 |
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特徴 |
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Anker Prime Charger (100W, 3 Ports, GaN)
第1弾に続いて最大100W出力の急速充電器が登場します。
一般的な100W充電器と比較して約半分の大きさを実現。USB-C端子2つ、USB-A端子を1つ以上搭載している充電器としては世界最小クラスでクレジットカードサイズを謳います。
M1/M2/M3を搭載したMacBook Airはもちろん、M3 Proを搭載した14インチのMacBook Proも約30分で50%の急速充電が可能で自宅外でも最高の環境で充電できます。
3つの充電端子でスマホやタブレット、ワイヤレスイヤホンなど3台同時に充電できるため、旅行や出張などの持ち運びにも最適です。
Anker Prime Chargerのような奥行きがある形状で、壁に垂直に挿すタイプの充電器を使用していると、差し込み口から抜けやすいと感じることもありますが、最新モデルでは重心位置を改善。さらにプラグ本体に厚みを持たせて摩擦力をアップさせてプラグが抜けづらい設計になっています。
スペック
Anker Prime Charger (100W, 3 Ports, GaN) | Anker Prime Wall Charger 100W | |
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価格と容量 | 8,990円 | 9,990円 |
サイズ | 約68 x 45 x 29 mm | 約60 x 42 x 39 mm |
重さ | 170 g | 178 g |
ポート数 |
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入力 |
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出力 |
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特徴 |
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Anker Prime Charger (200W, 6 Ports, GaN)
デスク上の充電環境をスッキリ整理できる平置き型の充電器も登場です。
モニター台の下に設置できる高さ3.5cmのコンパクト設計ながら合計最大200W出力の端子を前面に6つ搭載。
1ポート最大100WのUSB-C端子を4つ搭載していてMacBook Proを2台同時に急速充電できるため、1人での利用はもちろん、複数人の作業スペースに設置しても活躍しそう。
なお、第1弾として発売された「Anker Prime Desktop Charger」は4ポートだったので2つ増えました。一方で、出力自体は合計最大240W・1ポート最大140Wから下がっているので利用用途に応じて選ぶと良いでしょう。
スペック
Anker Prime Charger (200W, 6 Ports, GaN) | |
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価格と容量 | 12,990円 |
サイズ | 約112 x 76 x 35 mm |
重さ | 563 g |
ポート数 |
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入力 |
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出力 |
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特徴 |
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Anker Prime Charger (250W, 6 Ports, GaN)
Ankerの平置き型充電器として初めてディスプレイを搭載し、充電の出力状況を確認できます。
側面にはUSB-A端子とダイヤルを搭載。ダイヤルを回すと4つの充電モードから用途に合わせて最適な充電方法を選択できます。
- AI Power Mode
- 接続された機器をインテリジェントに識別して自動的に最適な電力を割り当て
- Port Priority Allocation
- 最大2つのポートを優先充電に設定。充電中は指定されたポートが優先される
- Dual-Laptop Mode
- 2台のノートPCの充電を優先し、確実に2台が最初に電力を受けれる
- Low Current Mode
- スマホや低電力デバイスの電池劣化を防ぐために出力電力を低減
さらに、アプリ連携によって出力状況の確認もできます。時間の経過と出力値をグラフで確認できるため、デバイスの特性を理解するのに役立ち、筆者のようなスマートフォンなどのデバイスレビュアーにとっても役立ちそうです。
発売時期は2024年秋ごろと案内されています。
スペック
Anker Prime Charger (250W, 6 Ports, GaN) | |
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価格と容量 | 19,990円 |
サイズ | 約106 x 93 x 40 mm |
重さ | 640 g |
ポート数 |
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入力 |
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出力 |
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特徴 |
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Anker Prime Charging Station (8-in-1, 240W)
- GaNPrime
- PowerIQ 3.0
- ActiveShield 3.0
- USB PD 3.1
最新作の電源タップは18mmの薄さをそのままに高出力化と充電端子が増加しました。
側面下部にあるUSB-Cの出力は16インチのMacBook Proもわずか60分でフル充電にできる最大140W。複数ポート使用時の出力は合計最大140Wから240Wまで大幅にパワーアップしています。
充電端子は側面下部にUSB-Cが4つ、側面にはUSB-Aが2つ。前面にはリフトアップ式のAC差し込み口を2つ搭載。前モデルの6つから8つに増えたことで、さらにデスク周りをスッキリ整理できます。
注意が必要なのは前作が電源内蔵だったのに対して、今作はACアダプタを採用していること。本体の重さが300gから230gまで大幅に軽量化されている理由もACアダプタになったことが理由です。
スペック
Anker Prime Charging Station (8-in-1, 240W) | |
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価格と容量 | 19,990円 |
サイズ | 約140 x 80 x 18 mm |
重さ | 230 g |
ポート数 |
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入力 |
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出力 |
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特徴 |
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Anker Prime ドッキングステーション (14-in-1, Dual Display, 160W)
高速データ転送と急速充電など14の機能を1台に集約したAnker Primeのドッキングステーションが登場します。
- データ転送用USB-A(10Gbps) x1
- データ転送USB-C (10Gbps) x2
- USB-A(最大12W) x1
- USB-C(最大100W) x2
- オーディオ出力 x1
- データ転送用USB-A(480Mbps) x3
- USB-Cアップストリームポート (10Gbps, 100W) x1
- HDMI 4K@60Hz x2
- イーサネットポート x1
充電端子は合計最大160W出力で充電できるほか、専用アプリから充電モード(優先充電モード/省電力モード/固定配分モード)を切り替えできます。
GaNの初採用によってACアダプタが不要に。これ1台でデスク周りをスッキリ整理できる設置のしやすさも特徴の1つです。
スペック
Anker Prime ドッキングステーション (14-in-1, Dual Display, 160W) | |
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価格と容量 | 29,990円 |
サイズ | 約140 x 97 x 47 mm |
重さ | 888 g |
ポート数 |
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入力 |
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出力 |
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特徴 |
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Anker Prime 高耐久ナイロン USB-C & USB-C ケーブル 240W
超高出力充電器に対応するAnker Primeブランドの充電ケーブルが初登場です。
USB PDかつ最大240W出力に対応することで、スマートフォンやタブレットはもちろん、ノートPCなど幅広いデバイスの急速充電に対応。ケーブルの素材はリサイクルされたナイロン素材で環境に配慮しながら高強度・高耐久を実現し、一般的なケーブルの約8倍である約300,000回の折り曲げにも耐えられます。
なお、データ転送速度は480Mbpsと低めでiPhone 15 Pro / 15 Pro MaxなどUSB 3.1による10Gbpsには対応していません。
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