これ充電器です。フリスクサイズ・厚さ12mmのAnker Prime Charger (65W, Slim, GaN) フォトレビュー

Yusuke Sakakura公開日：2024/08/08 11:00

アンカー・ジャパンがAnker最高峰の充電器シリーズ「Anker Prime」の最新モデルを発表しました。

Anker Primeは最先端の充電技術“GaNPrime”や最新のUSB PD 3.1に対応することで、自宅はもちろん外出先でもワンランク上の充電環境を整えたい人に向けて昨年誕生。これまでに100万台以上の販売を記録した人気シリーズです。。

そのAnker Primeシリーズから世界最薄クラスの急速充電器「Anker Prime Charger (65W, Slim, GaN)」が発売されますが、事前発表会に参加して先行で見てきたのでフォトレビューします。

厚さわずか12mmで干渉しにくい独自プラグ設計

フリスクとのサイズ比較

ダイナミックプラグを除いた大部分はメタルボディ

ダイナミックプラグ構造（収納時）

ダイナミックプラグ構造（収納時）

ダイナミックプラグ構造（展開時）

厚さ12mmにUSB-Cポートを2つ搭載

厚さ12mmの65W充電器

厚さ12mm。隣の電源アダプタに干渉されても利用可能

壁と垂直にも平行にも挿せるダイナミックプラグ構造

 

初のAnker Primeシリーズで登場する最新作の「Anker Prime Charger (65W, Slim, GaN)」は、胸ポケットにも入るフリスクサイズを維持しながら高出力に対応した充電器。

最大の特徴は特許を取得したAnker独自のダイナミックプラグ構造です。

二股のプラグをパチンとはじくと左右のプラグがそれぞれ90°開いて、差し込み口にそのまま挿して充電したり、厚さわずか12mmの本体側面に収納した状態で持ち運びできます。

通常の充電器では隣り合わせになる電源アダプタが干渉して充電器が差し込めないこともありますが、最新モデルなら極薄仕様のため差し込むことも可能です。

肝心の充電性能は約5年前に発売された最初のSlimシリーズが30W出力、翌年に発売されたモデルの45W出力からパワーアップした65W出力。

iPhone 15シリーズ、Pixel 8シリーズ、Galaxy S24シリーズといったスマートフォンはもちろん、iPad Proなどのタブレットもフルスピードで充電できます。

PCについてはM1/M2/M3チップを搭載したMacBook Airを急速充電できる条件が67W以上でわずかに及びませんが、ほぼ条件を満たしています。

なお、高出力かつスリム＆コンパクトな充電器は発熱が気になるところ。Ankerによれば放熱性の高い内部構造を採用しているとのこと。実際の動作は発売後にわかるはず。レビューの機会があればチェックしてお伝えします。

Anker Prime Charger (65W, Slim, GaN)の価格は6,990円。発売日は2024年冬ごろです。

Anker Prime Charger (65W, Slim, GaN)のスペック