2017年9月に発表されながらも昨年発売中止が発表されたワイヤレス充電器「AirPower」
品質が基準に満たないとして開発の中止が発表されたが、Appleが開発を再開した可能性があるようだ。
コイルの再設計で発熱問題を解決か
スペシャルイベントの中止や新型iPhone(仮称:iPhone SE2またはiPhone 9)の発売中止を(今のところ)言い当て、新型iPad Proの発売も的中させたリーカーJon Prosserが「AirPowerはまだ死んでない」とツイートした。
Appleは社内で開発プロジェクトを再開し、発売までたどり着くか不明ながらもゼロから「AirPower」の開発をやり直しているそうだ。
AirPower isn’t dead 👀
— Jon Prosser (@jon_prosser) March 22, 2020
The project is back on, internally. No guarantee that they’ll finalize and release it, but they haven’t given up yet and they’re trying to re-engineer the coils to displace heat more effectively. Prototyping is underway.
🧻🧻🧻🧻🧻 pic.twitter.com/tjbbViwGM2
「AirPower」が発売されなかった原因は、最大3つのデバイスを同時充電することによる発熱問題や充電コイルの干渉問題などと報じられていたが、Appleはより効率的に排熱可能なコイルを再設計しているという。
現在はプロトタイプの段階でApple Watchの対応が課題とのこと。いくつかあるプロトタイプにおいて、すべてApple Watchに対応しておらず、Apple Watchに対応しない場合は発売しない考えとのこと。
Note: None of the current prototypes support Apple Watch – that’s their biggest hurdle right now.
— Jon Prosser (@jon_prosser) March 22, 2020
They refuse to release a version that doesn’t work with Apple Watch.
They’re re-engineering from scratch. 👀
なお、Appleの未発表製品について高い信頼性のあるMing−Chi Kuoは小型のワイヤレス充電マットが今年前半に発売されると予想しており、今回の報道が関係している可能性もある。
「AirPower」は、iPhone、Apple Watch、AirPodsの3台を同時に充電できるデバイスとして大きな注目を集めたが、発売が延期されたのち“AirPowerが当社の高い基準を達成できないとの結論に達してプロジェクトを中止しました。発売を楽しみにしていたお客様にお詫び申し上げます”として発売中止が発表されていた。
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