日本時間10月19日、Appleが最新のM2チップを搭載したプロフェショナル向けの新型タブレット「iPad Pro」を発表しました。
今年6月発売のMacBook AirとMacBook Proにも搭載された次世代のAppleシリコン M2を搭載することでパフォーマンスが大きく向上。Appleデバイスとして初めてWi-Fi 6Eに対応したことでダウンロードの最大速度が2倍に向上。
価格は124,800円から。今日から予約受付を開始し10月26日(水)に発売されます。
M2の驚異的なパワーと超高速なワイヤレス接続
M2チップは2021年に発売されたM1チップ搭載のiPad Proに比べて、最大15%高速になった8コアCPUと35%パワフルになった10コアGPU、40%高速化した16コアのニューラルエンジンで構成された最新のチップ。
さらに、M1に比べて50%高いメモリ帯域幅と、最大16GBの高速ユニファイドメモリによって、新機能ステージマネージャーなどiPadOS 16で強化されるマルチタスキングも快適です。
膨大な写真ライブラリを編集する写真家、複雑な3Dオブジェクトを扱うデザイナー、高度な画像処理や分析を行なう医療従事者、グラフィックスを駆使したゲームを楽しむゲーマーなど、負荷の高い作業で使用する場合もM2チップを搭載したiPad Proなら快適です。
ワイヤレス通信では最速のWi-Fiを提供する「6E」に対応。
ダウンロードは前世代のiPad Proに比べて2倍高速な最大2.4Gbpsで、新しい6GHz帯を使用することで、電波干渉や混雑による速度低下や遅延の影響を受けにくくなりました。なお、Wi-Fi 6Eは中国本土と日本以外で利用できます。
M2チップを搭載した新しいiPad Proの価格は、11インチモデルが124,800円から、12.9インチモデルが172,800円から。
アクセサリは19,880円のApple Pencil(第2世代)、トラックパッド付きキーボード「Magic Keyboard」が44,800円から、トラックパッドなしのキーボード「Smart Keyboard Folio」は27,800円から、保護カバーの「Smart Folio」は15,800円です。
新しいiPad Proでは、Apple Pencilが浮いた状態の信号を検知し、M2チップが信号を瞬時に解析してペンとディスプレイがどれぐらい離れているか(最大12mm)を特定することが可能になりました。
これにより、Apple Pencilで線や文字などを書く前に、ペンがどこに触れるかを正確に認識できるポイント機能を実現。ホバリング操作によってホーム画面ではアプリやウィジェットを拡大したり、文字を手書きする際にテキストフィールドが大きくなることでより快適に。
ポイント機能はサードパーティのアプリにも開放されます。
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