Appleが10月14日に開催したオンラインイベント『Hi, Speed』にて10月23日発売の「iPhone 12 Pro」と11月13日発売の「iPhone 12 Pro Max」を発表した。2020年に発売されるフラグシップモデル4機種のうちの2つとなる。
“Pro”を冠した上位モデルの「iPhone 12 Pro」は6.1インチの有機ELディスプレイを、「iPhone 12 Pro Max」はiPhone最大となる6.7インチディスプレイを搭載。パワーアップした3+1眼カメラやスマホ最速のチップセットなどプロにふさわしいモデルが登場した。
1分でわかるiPhone 12 Pro/Max
- 新しいフラットデザイン
- 超高速通信の5Gに対応
- 必要ない時は4Gを利用する省電力モード
- 有機ELディスプレイ
- iPhone 12 Pro: 6.1インチ
- iPhone 12 Pro Max: 6.7インチ
- 耐落下性能が4倍向上で画面が割れにくいセラミックシールド
- 200万:1のコントラスト比
- 本体サイズはiPhone 11シリーズとほぼ同じ
- 広角+超広角+望遠レンズのトリプルカメラ
- 広角レンズはf/1.6で暗所でも明るく撮影可能に
- 7枚構成の広角レンズでよりクリアに
- 最先端のLiDARスキャナ
- ARの性能が大幅に向上
- 暗所で6倍高速なオートフォーカスを実現
- Dolby Visionを4K/60fpsで撮影できるビデオ撮影
- 望遠レンズ以外でナイトモード対応
- iPhone 12 Pro Maxの独占機能
- 光学5倍ズームレンジ
- 大型の1.7μmピクセルセンサー
- 大型化により87%明るく撮影可能に
- センサーシフト式で一眼レフレベルの光学手ブレ補正を実現
- 顔認証「Face ID」に対応
- 世界初の5nmプロセスでスマホ史上最速の「A14 Bionic」チップを搭載
- 新しいワイヤレス充電規格のMagSafe for iPhoneに対応
- 最大15Wの高速ワイヤレス充電
- 水深6m対応の最高クラスの防水性能
- カラーは光沢の強いゴールド、シルバー、グラファイト、パシフィックブルーの4色
- 容量は128GB,256GB,512GBの3種類
3+1眼の“Proカメラシステム”
iPhone 12シリーズの上位モデルとして6.1インチの「iPhone 12 Pro」とiPhone史上最も大きな6.7インチのディスプレイを搭載する「iPhone 12 Pro Max」の2機種が発売される。
超高速通信の5Gやスマホ史上最速のチップセット「A14 Bionic」、新しいワイヤレス充電規格のMagSafe対応、スマホ最高クラスの防水性能など通常モデルの「iPhone 12 mini」や「iPhone 12」と同じ要素も多い。
では、何が違うのか。最も大きな違いはカメラだ。
カメラは広角、超広角、望遠レンズの3つで構成されるトリプルカメラを引き続き搭載しているが、“Proカメラシステム”を謳うカメラには新たにLiDARスキャナが追加された。
LiDARスキャナは光を発射して対象物に到達してから反射して戻るまでの時間を測定して高精度な深度マップを作成できるセンサーで対象物や部屋のレイアウトなどを高速かつカンタンに3Dスキャンできる。
ARがより高速、よりリアルに体験できるだけでなく、店内など暗い場所では6倍高速なオートフォーカスも実現。さらに、A14 Bionicチップの機械学習の処理に特化したNeural Engineとの組み合わせによってナイトモードでポートレートが可能になった。
iPhoneでRAW撮影ができるApple ProRAWに年内に対応する。写真アプリを使用してハイライトやチャンネルミキサー、トーンマッピング、ホワイトバランス、シャープネスなどの情報をもとにより高度な現像が可能になる。
最上位モデルの「iPhone 12 Pro Max」はさらに大きく進化している。
シリーズ最高のカメラを搭載するモデルは47%大型化された1.7μmの大型カメラセンサーによって87%も明るく撮影が可能。
さらに、センサー自体が動いて手ブレや車の振動を相殺してブレのない写真を記録できるセンサーシフト式の光学手ブレ補正を採用した。高性能な一眼レフカメラに搭載される高性能な手ブレ補正がiPhoneで利用できる。
望遠レンズは「iPhone 12 Pro」の2倍よりもさらに近づける2.5倍の光学ズームに対応。ポートレート写真の撮影に加えて、料理などでも影を入れることなく撮影が可能だ。
新しいデザインはiPhone 5を彷彿とさせる丸みのないフラットエッジのデザインを採用。ステンレススチールを採用したフレームは光沢感が増して高級感がある。カラーは新色パシフィックブルー、ゴールド、グラファイト、シルバーの4色を揃える。
超高速通信が可能な5Gにも対応する。
iPhone 12 Pro/iPhone 12 Pro Maxは、どのスマートフォンよりも多くの5G周波数帯に対応することで世界中で最も幅広い5Gエリアをカバーする。より高い周波数帯を使用することで超高速通信が可能なミリ波に対応することで混雑した場所でも最高4Gbpsの通信が可能。ただし、ミリ波に対応するのはアメリカで販売されるモデルのみ。残念ながら日本で発売されるモデルはSub6のみサポートする。
5Gの対応バンドには、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルが提供するn77/78/79をフルサポートしている。
なお、5Gでは消費電力が大幅に増えるため5Gの高速通信が必要かを賢く判断して必要なければ4Gに切り替えるスマートデータモードが利用できる。auでは料金プランと対応エリアを判断して5G接続が可能であれば動画の画質が向上するなどのチューニング機能も利用可能だ。
発売日・販売価格
「iPhone 12 Pro」の予約受付は10月16日(金)21時から開始、発売日は10月23日(金)。「iPhone 12 Pro Max」の予約受付は11月6日(金)から開始、発売日は11月13日(金)となっている。
「iPhone 12 Pro」の価格
docomo | |||
容量 | 128GB | 256GB | 512GB |
---|---|---|---|
機種代金 | 販売なし | 販売なし | 販売なし |
負担金 | 販売なし | 販売なし | 販売なし |
au | |||
容量 | 128GB | 256GB | 512GB |
機種代金 | 販売なし | 販売なし | 販売なし |
負担金 | 販売なし | 販売なし | 販売なし |
SoftBank | |||
容量 | 128GB | 256GB | 512GB |
機種代金 | 販売なし | 販売なし | 販売なし |
負担金 | 販売なし | 販売なし | 販売なし |
Rakuten | |||
容量 | 128GB | 256GB | 512GB |
機種代金 | 112,800円 | 122,800円 | 149,800円 |
負担金 | 毎月の支払額4,700円/月 | 毎月の支払額5,116円/月 | 毎月の支払額6,241円/月 |
Apple | |||
容量 | 128GB | 256GB | 512GB |
機種代金 | 販売なし | 販売なし | 販売なし |
負担金 | 販売なし | 販売なし | 販売なし |
「iPhone 12 Pro Max」の価格
docomo | |||
容量 | 128GB | 256GB | 512GB |
---|---|---|---|
機種代金 | 販売なし | 販売なし | 販売なし |
負担金 | 販売なし | 販売なし | 販売なし |
au | |||
容量 | 128GB | 256GB | 512GB |
機種代金 | 販売なし | 販売なし | 販売なし |
負担金 | 販売なし | 販売なし | 販売なし |
SoftBank | |||
容量 | 128GB | 256GB | 512GB |
機種代金 | 販売なし | 販売なし | 販売なし |
負担金 | 販売なし | 販売なし | 販売なし |
Rakuten | |||
容量 | 128GB | 256GB | 512GB |
機種代金 | 122,800円 | 137,800円 | 159,800円 |
負担金 | 毎月の支払額5,116円/月 | 毎月の支払額5,741円/月 | 毎月の支払額6,658円/月 |
Apple | |||
容量 | 128GB | 256GB | 512GB |
機種代金 | 販売なし | 販売なし | 販売なし |
負担金 | 販売なし | 販売なし | 販売なし |
どの新型iPhoneを購入する?
🇯🇵どの新型iPhoneを購入する?
— Yusuke Sakakura🍎携帯総合研究所 (@xeno_twit) October 13, 2020
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