今年秋の発売が予想されるiPhone 15シリーズには、大きな期待が寄せられています。
カメラの改良や新しいチップといった毎年行われるアップデートに加えて、数年おきに行われるデザインの変更、なんと言ってもLightningの廃止に伴うUSB-Cに移行する可能性が高いことが期待の要因です。
さらに、大きな変更が2024年にも控えているようです。AppleがiPhone 16シリーズにてPro Maxを上回る性能を持つUltraモデルの投入を検討しているとBloombergのMark Gurmanが報じました。
ポートレスなど先進的な仕様採用か
Mark Gumanは今年発売予定のiPhone 15シリーズにて、素材やプロセッサ、カメラなどにおいて差別化が行われるとレポートしています。
割安なモデルには邪魔でしかなかったバッテリーの残量通知を無視できるDynamic Islandが導入され、高額なProモデルには新素材のチタンフレームが採用、Pro Maxモデルにはペリスコープレンズが搭載されることで、スマホカメラの最大の弱点であるズーム撮影が強化されます。
現在のPro Maxモデルのカメラは光学3倍ズームに限定されていますが、ペリスコープレンズが搭載されればPixel 7 Proのように光学5倍ズーム、またはGalaxy S23 Ultraのように光学10倍ズームも可能になるはず。
今年実現するかは不明ですが、超高画素なセンサーとAIを組み合わせることで光学レベルの10倍または20倍ズームも将来的には実現するでしょう。AppleとGoogleは昨年の時点でこの技術を完成させていて、あとは望遠に応用するだけです。
iPhone 15 ProとiPhone 15 Pro Maxの差別化が明確になることから、AppleはPro MaxをiPhone 15 Ultraに改名すると噂されています。
UltraはApple WatchとM1チップですでに使用されている名前で、Appleの最近のお気に入りのネーミングです。
しかしながら、AppleはUltraがPro Maxを置き換えるものではなく、新たなモデルとして追加する方針だとMark Gurmanは報じています。追加の時期はまだ議論中のようですが、来年のリリースに間に合うように検討されているとのこと。
順調にいけば2024年にiPhone 16 Ultraが登場する可能性があります。
iPhone 16 Ultraがどういった仕様になるかは不明ですが、より高額な価格で良いカメラと高速なチップ、大きなディスプレイが搭載されるだけでなく、充電ポートの廃止など、より先進的な仕様や機能の搭載も予想されます。AppleがUSB-C移行の先にポートレス化を見据えているという情報は過去に何度も報じられていました。
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