iOS 18.3.2が配信開始。Apple Intelligenceの日本語対応間近
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

日本時間3月12日、Appleが最新版のソフトウェア・アップデート「iOS 18.3.2」と「iPadOS 18.3.2」の配信を開始しました。
今回のアップデートには、重要なバグの修正が含まれており、一部のストリーミングコンテンツを再生できなくなることがある問題に対応しています。
次のアップデートでApple Intelligenceが日本語に対応へ
iOS 18.3.2とiPadOS 18.3.2は、M3搭載のiPad Air、A16搭載のiPadの発売と同時にリリースされています。
また、4月初旬にはiOS 18.4 / iPadOS 18.4のリリースを控えており、このバージョンでApple Intelligenceが日本語に対応します。
Apple Intelligence自体は、デバイスの設定を英語にして、AIモデルをダウンロードすることですでに利用可能。
写真から不要なものを削除する「クリーンアップ」や重要な通知だけを表示する「さまたげ低減」についてはモデルをダウンロードすることなく利用できますが、Apple Intelligenceが文章の作成や書き直しをしてくれる「作文ツール」やメールなどに組み込まれた要約機能は利用できませんでした。
Apple Intelligenceによって、Siriは見た目を大きく変え、言い間違いの理解度も高まるなど、スムーズな会話も可能になります。
ただし、アプリを操作したり、画面の内容を認識してアクションを起こしたり(画面に表示されている住所を連絡先に登録するなど)、どこにあるかわからないメールなどSiriに聞けば探してくれる(空港に母を迎えに行く際に「母の飛行機の到着時間は?」と聞くと過去のメールなどから教えてくれる)Siriのパーソナライズ化は来年に延期になりました。
アップデートの手順は以下のとおりです。
- iPhoneの設定画面を起動
- 「一般」に進んで「ソフトウェア・アップデート」を選択
- 「ダウンロードとインストール」をタップしてパスコードを入力
- 利用規約が表示された場合は同意すると、最新版iOSのダウンロード開始
- ダウンロード完了後、「今すぐインストール」をタップすると、iPhoneが何度か再起動しながらアップデート開始