AIで遅れを取ってきたAppleですが、9月配信の可能性高いiOS 18と共に「Apple Intelligence」をスタートさせる見込みです。
Apple Intelligenceの魅力は他社がまだ始めたばかりの日常生活をAIでスムーズにすることですが、GoogleやSamsungがすでに提供しているクラシックなAI機能も導入するようです。
写真から邪魔なものを消せる「クリーンアップ」
Appleが8月29日にiOS 18.1 ベータ3を配信し、WWDC24で発表した新機能「クリーンアップ」を写真アプリに追加しました。
クリーンアップを利用するには、写真アプリの編集画面で消しゴムのアイコンをタップ。削除したいものを丸で囲むと写真から消すことができます。
“Erased… from existence”, thanks to iOS 18.1 beta's Clean Up feature. Sorry, Marty. #bttf pic.twitter.com/sOt9I2uuoT
— MacRumors.com (@MacRumors) August 29, 2024
iOS 18.1 – Apple Intelligence Clean Up
— TechDroider (@techdroider) August 28, 2024
Before & After pic.twitter.com/j0v0rko9u2
You can even censor someone’s face by drawing a circle over it in Clean Up (iOS 18.1 Beta 3) 😲 pic.twitter.com/Bn3U52CbRL
— Beta Profiles (@BetaProfiles) August 28, 2024
AIが被写体の境界を自動認識するため、正確に丸で囲む必要はなく、雑に囲ったり、囲まずにタップしたりなぞるだけでも正確に被写体を認識。周りの風景から何があるべきかをAIが推測して、削除した跡も生成するため自然な仕上がりになります。
ほかにも顔を認識するとモザイクをかけたり、消去できる被写体をハイライト表示する提案機能も備えています。
Xに投稿されているキャプチャを見る限りクリーンアップはかなり精度が高そうです。Google Pixelの消しゴムマジックやGalaxyのオブジェクト消去、どれが1番綺麗に消えるのか正式リリース後に試してみたいところ。
なお、Apple Intelligenceは英語のみ対応と案内されていて、日本語対応は来年以降になりそうですが、こういった言語問題のない機能については日本でもすぐにリリースして欲しいところです。
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