iOS 18に追加された注目機能の1つが日本語対応の「ライブ留守番電話」です。
これは留守番電話というよりも、ガラケーや一部のAndroidで利用できる伝言メモのような機能で、電話に出られないときに残されたメッセージを確認できます。
留守番電話とライブ留守番電話に違いがありますが、そこを妥協できれば月額300円、年額3,600円程度の費用を節約できる上に、留守番電話が利用できないからと断念していたahamoなどのサブブランドや格安SIMに移行することで、さらに料金を抑えられる大きなメリットがあります。
留守番メッセージの文字起こし機能も
ライブ留守番電話を利用するために特別な設定は必要ありません。iOS 18にアップデートするだけで利用できます。
iOS 18にアップデート後は、何回かコールされても電話に出られないときに自動でライブ留守番電話に転送されます。手動で転送することもできます。
留守番電話との違いは、iPhoneが電源オフや圏外では利用できないことです。「ただいま電話に出ることができません。」とガイダンスが再生されて通話が終了します。
伝言メモとの違いもあります。
伝言メモは端末内にメッセージが保存されますが、ライブ留守番電話では同じApple AccountにログインしているすべてのiPhoneで留守番メッセージを確認できます。おそらくiCloudで同期しているのでしょう。
さらに、ライブ留守番電話には、メッセージの文字起こし機能が搭載されています。文字起こしは通話終了後だけではなく、リアルタイムでも行われるため、重要な内容があればその場で電話を取ることも可能です。ただし、文字起こしの精度はイマイチです。
なお、留守番電話メッセージが自動的に削除されることはなく、必要ならずっと残しておくことができます。
もし、電源オフや圏外で利用できないことを許容できるなら、留守番電話サービスを解約したり、同サービスが使えないahamoや格安SIMサービスなどにのりかえてスマホの料金節約を検討してみてはどうでしょうか。
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