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アップル、iOS 9.2.1(13D20)をリリース。画面交換でもiPhoneが使用不可になる「エラー53」を修正

iOS 9

アップル、iOS 9.2.1(13D20)をリリース。画面交換でiPhoneが使用不可になる「エラー53」を修正

アップルは、日本時間の2月19日に「iOS 9.2.1(13D20)」をリリースしました。OSのバージョン番号は9.2.1のままですが、ビルド番号が「13D15」から「13D20」にアップデートされます。

アップデート内容は、集団訴訟にまで発展した「エラー53」の修正ですが、アップデート後も指紋認証センサ「Touch ID」は利用不可となっています。

アップル、「iOS 9.2.1(13D20)」をリリース

iPhoneが使用不可になる「エラー53」とは

指紋認証センサーの「Touch ID」を搭載するiPhoneやiPadでは、iOSのアップデートまたはバックアップの復元時にTouch IDと、他の部品が正規なものであるかをチェックします。

画面などの部品を非正規または不正に交換していると、それが要因となって認証に失敗、チェックエラーとなり「エラー53」が発生し、iPhoneのアップデート・復元が正常に終了せず、使用不可になります。

アップル、iOS 9.2.1(13D20)をリリース。画面交換でiPhoneが使用不可になる「エラー53」を修正

この「エラー53」問題は、the gurdianの報道によって世界的に大きな話題になり、米国では集団訴訟にまで発展しました。

「iOS 9.2.1(13D20)」のアップデート内容

「iOS 9.2.1(13D20)」のアップデート内容は、「エラー53」を緩和修正するもので、アップデート後はバックアップからの復元と、アップデートが可能になります。

「エラー53」が発生していない場合は、アップデートする必要はありません。おそらく、iOS 9.2.2またはiOS 9.3に組み込まれるはずなので、急を要しない場合は次期アップデートを待てばOKです。

「iOS 9.2.1(13D20)」のインストール方法と、「エラー53」が発生した場合の対処方法

アップルは、「iOS 9.2.1(13D20)」のインストール方法と、「エラー53」が発生した場合の対処方法も公開しています。

「iOS 9.2.1(13D20)」にアップデート後も「Touch ID」は利用不可のまま

上記の手順を実施後に可能になるのは、iPhoneのアップデートまたは復元となっており、Touch IDを再利用することはできません。これは、Apple Payなどの悪用から顧客を保護するためのセキュリティ上の仕様だと思われます。

「エラー53」によって保証対象外修理になった場合は返金対応も

アップルは、この問題が発生した当初、顧客を保護するためのセキュリティ上の仕様としていましたが、アップデートのリリース後は、本来、工場出荷前にTouch IDが正しく動作するかを確認するための検証目的に導入されていると説明し、ユーザーに影響を与える意図はなかったとして謝罪しています。

また、謝罪に加え、保証対象外で交換修理した場合は返金に応じるため、Apple Careに連絡して欲しいと案内しています。

This test was designed to check whether Touch ID works properly before the device leaves the factory.

Today, Apple released a software update that allows customers who have encountered this error message to successfully restore their device using iTunes on a Mac or PC.

We apologize for any inconvenience, this was designed to be a factory test and was not intended to affect customers. Customers who paid for an out-of-warranty replacement of their device based on this issue should contact AppleCare about a reimbursement.

引用元:Apple Fixes iPhones Disabled By Error 53 Caused By Unofficial Repairs

非正規店での修理すると、iPhoneはサポート対象外に、画面交換も注意が必要

「エラー53」に詳しい業者では、画面交換時に割れたディスプレイ部のみを交換しますが、疎い業者ではTouch IDを含めた画面パネルごと交換するため、iPhoneのアップデートまたは復元時に「エラー53」が発生します。

アップルが今回配信したアップデートは、あくまでも復元とアップデートを可能にするものであり、Touch IDは利用不可のままになります。

また、非正規業者で修理した場合は、サポート対象外になり、Apple Storeに駆け込んでも修理を受け付けてもらえないことがあります。

アップル、iOS 9.2.1(13D20)をリリース。画面交換でiPhoneが使用不可になる「エラー53」を修正

多少、高くてもアップルストアまたはアップルの正規サービスプロバイダーで修理するようにしましょう。少し前までは正規サービスプロバイダーでも画面のみ交換ができず、高額な本体交換のみの取り扱いとなっていましたが、最近ではディスプレイ交換も取り扱っており、Apple Storeのない地方でも利用しやすくなっています。

正規サービスよりも安いからといって、気軽に非正規業者の修理サポートを利用するのはオススメしません。

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Yusuke Sakakura

iPhone・Androidやスマートスピーカーに関するニュースはもちろん、レビューも届けるブログメディア「携帯総合研究所」主宰。元システムエンジニア、iPhoneの料金を3社間で比較できるシミュレーターの開発も

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