
Appleがいよいよスマートホームに本腰を入れようとしています。
日本時間10月13日22時に開催する体験イベントでは、Appleが開発した新しいスマートホームハブに加えて、LGと共同開発したスマートロックやカメラなどのアクセサリが登場する見込み。
これまでいまいちパッとしなかったスマートホームですが、Appleの本格参入が普及のきっかけになると期待されます。
ただ、家電が増えるだけでは普及しません。初期設定の面倒さや、操作したい家電をアプリから探す手間も減らす必要があります。
Appleはそこにも手を入れようとしているようです。
iPhoneを近づけるだけ。Dynamic Islandから家電を操作
iOS 27のコードから、スマートホーム向けの新機能とみられる「Proximity Control」が発見されました。
NFC(近距離無線通信)やBluetooth LEを利用し、iPhoneを対応するアクセサリに近づけると、Dynamic Islandに操作画面へのショートカットが表示される仕組みです。
そのまま「Open Controls」をタップすると、アクセサリの操作画面が開き、カメラやドアベルの場合はカメラ映像を確認できます。
Dynamic Islandを搭載していないiPhoneやiPadでは、代わりに30秒間の通知が表示されます。また、ホームアプリの設定から、この機能を無効にすることも可能です。
通常はホームアプリを開いて操作したいアクセサリを探す必要がありますが、Proximity Controlならその手間を省けそう。物理ボタンで操作できる家電ではメリットが小さいものの、カメラの映像を確認したり、照明の明るさや色を調整する場面では便利そうです。
iPhoneをかざすだけで初期設定も完了
さらに、NFCを使ってアクセサリの初期設定を簡単にする機能も準備されているようです。
今はアクセサリの電源を入れ、ホームアプリでQRコードを読み取るなどしてペアリングする必要がありますが、新機能ではiPhoneをかざすだけで、ペアリング情報やWi-Fiなどのネットワーク接続情報をアクセサリに保存できるとされています。
アクセサリの電源を入れる前に設定でき、電源を入れるとWi-FiまたはThreadネットワークに自動接続。ホームハブがMatterのセットアップを完了する仕組みです。
なお、この機能はスマートホームの共通規格「Matter」を利用するものの、Apple Home独自の仕組みになると伝えられています。
10月13日の「Welcome home」で発表か
Appleは現地時間10月13日に「Welcome home」と題した体験イベントを予定しています。
これまでの報道では、ディスプレイを搭載した新しいスマートホームハブを中心に、新型HomePod miniやApple TVなどの登場が期待されています。
今回のリークが事実であれば、Appleは新しいスマートホーム製品を投入するだけでなく、iPhoneから家電を操作する方法も大きく変えようとしているのかもしれません。
これまでには、UWB(超広帯域無線)を搭載したiPhoneやApple Watchを持ってドアに近づくだけで、スマートロックが自動解錠される機能も報じられています。
UWBは対応機器との距離や方向を高精度に測定できる技術です。ただし、アクセサリ側にも専用のチップやアンテナが必要になるため、製造コストが高くなります。
そのため、スマートロックなど一部のアクセサリにはUWBを採用し、照明やサーモスタットなど、幅広いアクセサリの操作には比較的安価なNFCを活用する使い分けが考えられます。




















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