Appleが2023年1月にリリースしたHomePod 16.3ソフトウェアアップデートにて、HomePodで湿度と温度を計測して確認できるようになりました。
HomePodを設置した部屋の温度や湿度をiPhoneやiPadで確認して、帰宅前に部屋のエアコンを付けたり、部屋の温度が暖かすぎる/寒すぎることを確認してエアコンの切り忘れに気づくこともできるでしょう。
さらに、オートメーションにも対応しているため、温度や湿度に応じて対応する家電を自動操作できます。
温度と湿度を計測できるHomePodの対応機種
HomePodには、湿度センサーと温度センサーが搭載されています。
残念ながらすべてのモデルにこれらのセンサーが搭載されているわけではなく、2023年時点ではHomePod(第2世代)およびHomePod miniの2機種に限定されています。第1世代のHomePodでは湿度や温度を計測することはできません。
なお、各種センサーを利用するには、iOSおよびiPadOSのバージョンを16.3以降にアップデートしてから、以下の手順に従ってiPhoneまたはiPadでホームアプリを開いてHomePodを最新版にアップデートする必要があります。
温度と湿度を確認する
HomePodを設置した部屋の温度と湿度を確認するには、ホームアプリを起動して以下の手順で確認します。
オートメーションを追加して自動操作する
HomePodでは、設置した部屋の温度と湿度を計測できるだけでなく、温度の上昇または低下に応じて対応家電を自動操作できるオートメーション機能も利用できます。
オートメーションを利用するには、以下の手順に従って事前設定が必要になります。
「調整中」と表示されて温度と湿度を確認できない場合は?
iPhoneまたはiPad、そしてHomePodをアップデートすると、ホームアプリに「気候」が追加され項目をタップすると温度と湿度が表示されます。
ただし、アップデート直後は調整中と表示されて値が表示されません。
通常であれば数分後に計測値が表示されますが、いつまでたっても調整中と表示される場合は、ホームアプリを一度終了するかiPhoneまたはiPadを再起動すると値が表示されます。
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