Apple Watch Series 5の発売からまだ2ヶ月も経っていないが、2020年秋に発売が予想される「Apple Watch Series 6」の噂が報じられている。
Appleの未発表製品に関して最も信頼できるMing-Chi Kuoによれば、より速く耐水性能が向上したモデルになるようだ。
より速く、より深く
Ming-Chi Kuoの最新レポートによると、2020年に発売される新型Apple Watchではパフォーマンスの改善と耐水性能の向上、Wi-Fiおよびモバイルデータ通信の通信速度が向上するとのこと。
これらの進化はフレキシブル回路基板の材料が液晶ポリマー(LCP)に変更することで実現可能になるそうだ。Apple Watch Series 5以前のモデルにはポリイミド樹脂(PI)が使用されている。
数ヶ月前に発売された「Apple Watch Series 5」は、常時文字盤が表示できる機能とコンパス機能が追加されたマイナーアップデートだった。チップセットはS5プロセッサ搭載と名乗っているが、中身はSeries 4に搭載されたS4プロセッサと同じでパフォーマンスは変わっていない。Kuoが来年後半の発売を予測しているSeries 6でのパフォーマンス改善はごく自然なことだ。
耐水性能の向上に関して詳細は報じられていないが、Series 2からずっと変わっていない水深50メートルの耐水性能が改善されればプールだけではなくスキューバーダイビングなどでも利用できるかもしれない。
なお、これまでの噂によればApple Watch Series 6では睡眠の時間や質を改善できる睡眠トラッキング機能とMicroLEDディスプレイを搭載するとの噂がある。