心拍数や血中酸素濃度、今年になってようやく日本でも心電図の測定と不規則な心拍の通知が可能になったApple Watch
来年には無採血で血圧・血糖値・血中アルコール濃度の測定が可能になるかもしれない。Appleがそれらの測定を可能にする光学センサーを開発した電子機器メーカーの最大の顧客になっていることが発覚した。
TelegraphによるとAppleがイギリスの電子機器メーカーRockley Photonicsの最大の顧客であることが明らかになったとのこと。
血糖値の測定機能は今年中に実現の噂も
同社がニューヨークで株式公開を準備するなかで発覚したという。提出された書類によれば過去2年間の売上の大半がAppleによるもので、両社の間には継続的な供給および開発契約が結ばれていて今後も売上高の大半がAppleに依存するそうだ。
報道によればRockley Photonicsは血圧や血糖値、血中アルコール濃度など測定のために採血が必要な複数の健康指標を無採血で測定できる光学センサーを開発した企業で、Apple Watchで心拍数や血中酸素濃度を測定する方法と同じように手首に赤外線を照射するだけで測定ができるという。
Appleが同社の技術をApple Watchに用いるために大金を払っていると考えるのが妥当だろう。
気になる搭載時期だが、Rockleyは早ければ来年にも消費者向けのスマートウォッチなど電子機器に次世代センサーを搭載できるかもしれないと述べているそうだ。順調に行けば2022年に発売されるApple Watch Series 8にて無採血で血圧・血糖値・血中アルコール濃度の測定ができるかもしれない。
なお、今年発売されるApple Watch Series 7にて無採血で血糖値の測定が可能になるとも報じられていることからApple Watch Series 8で血圧と血中アルコール濃度の測定機能が追加される可能性も考えられる。
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