auは1月12日、都内で「au 2016 Spring」を開催し、“史上最強”を謳う学割や4機種の2016年春モデルを発表しました。
ソフトバンクが先行して月額4,900円で利用できる1GBプランを発表したことから、auも本日の発表会で発表するものと思われましたが、「Coming soon」とし、後日発表することを明らかにしました。
au、1GBプランの登場を「Coming soon」と発表
昨年末、総務省は携帯料金値下げの取りまとめ案を公開し、携帯電話事業者に対してライトユーザー向けの料金を値下げするよう要請。具体的には“5,000円の価格帯を参考に提供すべき”としていました。
他社に先行して発表することになったソフトバンクは1GBを月額4,900円〜で使える新プランを発表。ドコモやauもこれを追従すると予想されています。
auは12日開催の発表会にて、15歳〜69歳の男女1万人を対象に実施した調査結果を発表。
10代、20代のユーザーは15GB以上のプランを、30代、40代のユーザーは5GBのプランを最も必要としていることがわかります。
一方、総務省が各社に要請した低容量のプラン(1GB)のニーズはたったの2%〜12.8%に留まっています。
50代、60代のユーザーは1GBのプランを最も必要としていますが、すでに55歳以上のユーザーには月額4,280円で0.7GBまで使える「シニアプラン」が提供されています。
月額4,900円で1GBまで使える低容量の新プランが投入されたとしても必要としているのはシニアユーザーが多く、さらに、音声通話を頻繁に利用しない限りは家計負担の軽減につながらないと言えます。
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