Beats by Dr. Dreが最新のフルワイヤレスイヤホン「Beats Fit Pro」を正式発表しました。日本発売日は2022年初旬と案内されています。価格は未定。
Beatsによれば、カジュアルに特化した「Beats Studio Buds」とイヤーフックで強力に固定するジム利用に特化した「Powerbeats Pro」の中間に位置する製品とのこと。
ジムでPowerbeats Proを愛用している人にとって「Beats Fit Pro」は強力な買い替え候補になるかもしれません。
カジュアル利用もジム利用もできるBeats Fit Pro
Beats Fit Proの最大の特徴は、ハードな核と柔らかくしなやかな素材を組み合わせた新開発の「ウィングチップ」。この小さなチップによって、激しいワークアウト時でも耳にしっかりフィットするそうです。
頼りないサイズ感でしっかり固定できるのか心配ですが、The Vergeによれば激しいランニングでも緩むことはなかったとのこと。
イヤホンの重さはAirPods Proの5.4gよりもわずかに重い5.6g。IPX4の防滴や周りの雑音をカットして音楽に集中できる「アクティブノイズキャンセリング」と周りの雑音を取り込むことで安全を確保できる「外部音取り込みモード」に対応しています。
耳の圧迫感を和らげるシステムが搭載されていて、長時間使用しても圧迫感は小さくかゆみを感じる程度とのこと。ノイキャン特有のかゆみはAirPods Proにもあって苦手ですが、ジムでの利用ならばそれほど気にする必要はなさそうです。
ノイキャンと外部音取り込みモードは「b」ボタンの長押しで切り替え可能。なんとiPhoneの設定画面から音量調節に割当を変更することもできます。なぜか数日前に発売されたAirPods 3では利用できません。
充電ケースは引き続きワイヤレス充電に非対応ですが待望のUSB-C端子を搭載しています。依然としてサイズはデカいもののPowerbeats Proよりも小型化されています。Powerbeats Proの充電ケースは接点が悪く、ケースにちゃんと収まっても充電できず電池が切れているということがありましたが、これも改善されているそうです。
映画館さながらの立体音響が楽しめる「空間オーディオ」や「ダイナミックヘッドトラッキング」に対応。
AirPods 3にも搭載された正確に耳への装着を検出する肌検出センサーや、AirPods Proと同じApple H1チップを搭載することで、iPhoneに近づけて画面を数回タップするだけでセットアップが完了する「ワンタッチペアリング」、ベストフィットに調整できる装着状態テスト、iCloudを通じたAppleデバイス間の自動接続切り替え、iOSの「探す」機能にも対応しています。
電池持ちはアクティブノイズキャンセリングまたは外部音取り込みモードがONの場合は最大6時間。充電ケースを使用すると合計21時間。どちらかをオフにした状態のアダプティブイコライゼーションモードでは最大7時間。ケース併用時は合計30時間。
5分の急速充電で1時間の再生が可能。ケースとイヤホンの両方をフル充電するには90分かかるとのこと。
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