9月21日に配信されたiOS 15では、クラウドサービスのiCloudにも大規模なアップデートが入りました。
そのうちの1つが「アプリとデータを移行するための追加のiCloudストレージ」です。
これはiCloudの容量が足りず、今使っているiPhoneのバックアップが取れないときに利用できる容量無制限・無料のiCloudストレージで、iPhoneの買い替え時にとても助かる新機能です。
iCloudの容量が足りなくてもバックアップの作成・データ移行が可能
iOS 15のiCloudでは、一時的なバックアップを保存するために必要なストレージの容量が最大3週間、無料で提供されます。この特別なストレージを利用することで、すべてのアプリ・データ・設定をiPhone 13など新しいデバイスに移行することができます。
バックアップは新しいiPhoneの設定が完了するまで常に最新の状態に更新されるとのこと。設定完了後はiCloudストレージをアップグレードして、現在使えるiCloudストレージの容量を増やすか、以前のプランに戻すかを選択できます。
特別なストレージの利用期限はバックアップを開始してから21日後に期限切れになりますが、新しいiPhoneが21日以内に届かない場合は期限の延長をリクエストすることも可能。
新しいiPhoneへの買い替え時に役立つ特別なiCloudストレージが利用可能になると、今使っているiPhoneに通知が届きます。自分のiPhoneに通知が届いたのは17日にApple公式サイトでiPhone 13を注文して「ご注文ありがとうございます。」のメールが届いてから1時間後でした。
通知は新しいiPhoneを購入したApple IDと紐付いているのかもしれません。キャリア版などApple以外から購入しても通知が届くのかは不明です。キャリア版を購入して通知が届いた方がいれば、当記事のコメントで教えてください。実際に利用する場合は以下のような流れになります。
- STEP 1
新しいiPhone購入後に通知が届く
新しいiPhoneの購入後、今使っているiPhoneに通知が届くのでタップしましょう。
- STEP 2
特別なiCloudストレージを利用する
- STEP 3
無制限・無料のiCloudストレージを利用する
- STEP 4
iCloudバックアップを完了させる
- DONE
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