Apple、iOS 14の利用継続を制限。iOS 15の低調なインストール率が原因か

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Yusuke Sakakura最終更新日:2022/01/14 13:05

Apple、iOS 14の利用継続を制限。iOS 15の低調なインストール率が原因か

最初の公開から約4ヶ月でようやくインストール率が63%に達したiOS 15。約2ヶ月で74%に到達していたiOS 14に比べるとかなり低調です。

インストール率が低調な主な原因は、iOS 15の公開と同時に、iOS 14のままでも最新のセキュリティアップデートを適用できること、さらにiOS 14のままでも最新版へのアップデートを促す通知が表示されなくなったことでしょう。

この状況に耐えかねたのか、AppleはiOS 14ユーザーに対してiOS 15へのアップデートを促していることがわかりました。

最新のセキュリティアップデートを適用するにはiOS 15が必須に

Appleの公式サイトでも説明されているとおり、iOS 15の公開にともなって重要なセキュリティアップデートを利用しつつ、iOS 14を使い続けることができるよう変更されています。

ソフトウェアアップデート
iOSでは、2つのソフトウェアアップデートバージョンのどちらをインストールするか、設定アプリで選べる場合があります。
iOS 15の最新バージョンがリリースされたらすぐにアップデートを行って、最新の機能と最も充実したセキュリティアップデートを利用することも、重要なセキュリティアップデートを利用しつつ、iOS 14を使い続けることもできます。

以下のスクリーンショットはiOS 15が配信された直後のアップデート画面です。画面上部にiOS 14.8へのアップデートボタンが表示され、画面下部に小さくiOS 15へのアップデートボタンが表示されていました。しかし、現在はiOS 14.8へのアップデートボタンが表示されなくなっています。

2021年9月時点のアップデート画面

以下のスクリーンショットは2022年1月時点でiOS 14.7.1をインストールしているiPhone 12 miniですが、iOS 14.8へのアップデートボタンが表示されず、今月13日に公開されたiOS 15.2.1へのアップデートボタンのみが表示されています。

2022年1月時点のアップデート画面

これによってAppleが公式サイトで説明している「重要なセキュリティアップデートを利用しつつ、iOS 14を使い続けること」はできなくなりました。最新のセキュリティアップデートを適用するにはiOS 15.2.1へのアップデートが必要になります。

不具合の可能性も考えられますが、iOS 14向けのセキュリティアップデートが昨年10月以降提供されていないことから9to5Macは不具合の可能性は低いと指摘しています。

冒頭で書いたようにiOS 15のインストール率は2022年1月時点で63%で、直近4年間で発売されたデバイスに限定しても72%と、これまでのバージョンに比べて著しく低調です。インストール率を高めたい目的があるのかはわかりませんが、最新版を利用したくない旧バージョンを利用し続けるユーザーをセキュリティリスクに侵してまでiOS 15へのアップデートを促す必要はあるのでしょうか。

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