5月19日、音声に特化した招待制のソーシャルネットワーキングサービス「Clubhouse」(クラブハウス)のAndroidアプリが日本でも公開された。
これまでClubhouseはiOSアプリのみ提供していたが、今月10日からAndroidアプリがベータ版として米国で提供を開始。今日から日本でもダウンロード可能になった。
なお、Clubhouseは招待制のためアプリの利用を開始するにはユーザーからの招待が必要になる。
すでにダウンロード数は10万回以上に
Android版のClubhouseでは、トピックのフォローやクラブの作成管理、ソーシャルプロフィールのリンク、投げ銭機能、プロフィール名の変更など多くの機能を利用できない。
Clubhouseは今後はフィードバックを集めながら問題を修正し、投げ銭機能やクラブの作成機能も追加していくと案内している。
2020年3月にサービスを開始したClubhouseは当初5000人限定かつテスト環境で利用できる小規模なサービスだったが、App Storeで公開したあとイーロン・マスクやマーク・ザッカーバーグなどの著名人がClubhouseに参加したことでユーザーが急増。
今年1月には日本でもベータ版の運用がスタートするとApp Storeの無料アプリランキングに即ランクインし、今年2月時点の登録ユーザー数は推定1000万人以上とされている。
音声に特化したSNSに注目が集まっており、Twitterが600人以上のフォロワーがいるユーザーに対して音声チャット機能「スペース」の提供を開始。Facebookも夏までに「Live Audio Rooms」を開始する。
類似サービスが登場して業界が盛り上がる一方、Clubhouseの4月のダウンロード数が3月に比べて66%減となり、ピーク時の10分の1まで大幅に減少したと報じられている。
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