DAZNが、Jリーグ2017年シーズン開幕2日目の2月26日に発生した障害について原因と今後の対応を発表しました。
Jリーグ開幕戦を放送したDAZNでは2日連続で障害が発生し、DAZNのTwitterアカウントには苦情が殺到する状態になっていました。
DAZN、2月26日発生した障害の原因を説明。ユーザーへの対応も検討
DAZNの発表によると、2月26日16時47分以降、画面上がバッファリング状態(画面上にくるくる回るアニメーションが表示される状態)になって視聴できない状態が発生したとのこと。
視聴できない状態になったのはJ1リーグ「ガンバ大阪vsヴァンフォーレ甲府」とJ2リーグ「愛媛FC vs ツエーゲン金沢」、J2リーグ全試合の見逃し配信。
障害の原因については配信映像へ方式変換するプラットフォームにあるシステムの構築誤差が起因したと予測されるとのこと。DAZNのライブ中継はJリーグが記録した中継映像データをDAZNに引き渡して配信する仕組みで、今回の障害は映像データを引き受けたDAZN側にトラブルが発生したようです。なお、今回の事象は非常に稀であったため即時復旧できずに時間を要したと説明しています。
緊急措置として障害の発生から約1時間45分後に「ガンバ大阪 vs ヴァンフォーレ甲府戦」をGoal.comでライブ配信。さらに、JリーグのYouTube公式チャンネルで影響のあった2試合を配信し、DAZNでもオンデマンド配信を開始。J2リーグの見逃し視聴については各試合ごとに随時対応するとしています。
なお、今回の障害の影響を受けたユーザーへの対応については詳細が決まり次第、改めて連絡するとしています。
以下はDAZNのジェームズ・ラシュトンCEOのコメントです。
「昨日、Jリーグのライブ配信において重大な問題が発生しました。視聴することができなかった全てのファン・サポーターに心よりお詫び申し上げます。
本来我々がJリーグを愛する皆さまに届けたかったものとは異なった結果になったことで、ファン・サポーターの皆さまに大変不快な思いをさせてしまったことは、私にとっても受け入れがたいことであります。
まずは、原因の徹底究明と今後の改善に全力を尽くすことで、今後このような事態が起こらないように取り組んでまいります。」
- 引用元
- DAZN
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