ドコモが、家族向けのパケットパック「シェアパック」向けの新しい大容量プランと、回線ごとにデータ容量の上限を設定できるオプションを追加します。
シェアパックで回線ごとにデータ量の上限設定が可能に
ドコモが家族向けに提供するパケットパック「シェアパック」において、回線ごとにデータ量の上限を設定できる新機能が提供されます。上限を設定できるのはシェアグループの代表回線者で子回線に対して1〜10GBの範囲で1GBごとに上限を設定できます。
データ容量を家族などで分け合えるシェアパックは、「使ったもの勝ち」の状態で家族全員が公平的に使うことが難しい問題がありました。ユーザーからは回線ごとに利用できるデータ量の上限を設定したいという要望があってドコモがこれに応じたようです。上限が設定されることで家族に遠慮せずに使える良いというメリットもあります。
また、シェアパックの料金をグループ内で均等に分け合える分割請求オプションの機能が拡充されます。これまではすべての回線で均等に分割されていましたが、これからはグループの回線の中から分割請求対象の回線を指定できるようになります。
例えば、3回線のうち1回線を分割対象から外すと、シェアパックの料金を2回線で分け合う形になります。子どもに基本料金だけ支払ってもらう場合などで便利に利用できます。
なお、いずれも提供時期は2017年秋ごろと案内されています。
プラス1000円で容量2倍、30GBの大容量シェアパックが登場
シェアパックの新しい大容量プランとして30GBを分け合える「ウルトラシェアパック30」が5月24日から提供されます。
これまでのシェアパックのラインナップは5/10/15/50/100GBで、15GBと50GBの中間を選ぶことができませんでした。ウルトラシェアパック30の料金は13,500円。12,500円のシェアパック15に1,000円を追加するだけで容量が2倍になります。
余ったデータ容量は翌月に繰り越し可能。Wi-Fi専用のタブレットやPCでインターネットが楽しめるテザリングは月額1,000円のオプションが必要ですが、2018年3月末まで申込不要・無料で利用できます。
なお、同日からシェアパック向けの新プランとして月額980円の「シンプルプラン」も提供されます。
- パケットパック(シェアパック) | 料金・割引 | NTTドコモ
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