2016年7月に登場したポケモンGOの大ヒットをキッカケに、ハリーポッターやジュラシックワールド、妖怪ウォッチなど強力なコンテンツと位置情報、ARを組み合わせた探索ゲームが数々登場したが、ポケモンGOの成功には歯が立たなかった。
しかし、スクウェア・エニックスが今年9月にリリースした「ドラゴンクエストウォーク」はポケモンGOに並びはしないものの、それに近い成功を記録したようだ。
1ユーザーあたりの課金額はポケモンGOの4倍以上に
調査会社Sensor Towerの調査によると、ドラゴンクエストウォークはリリースから1ヶ月でiOSとGoogle Playを合わせて170万ダウンロードを突破し、推定の売上額が8600万ドルに到達したという。
最初の30日間で1億1800万ドルの売り上げを記録し、これまでに10億ダウンロードを突破するなど、ARゲームに限定せずスマホゲームとして史上最大のヒットを記録したポケモンGOには敵わないが、3位のハリーポッター(96万5000ドル)に大差をつけている。日本国内においてはポケモンGOに次ぐ位置ゲーの成功だ。
なお、1ユーザーあたりの売り上げ額はポケモンGOの12ドルに対してドラゴンクエストウォークは51ドルと大きく上回っているとのこと。
3年が経過した今もポケモンGOのトレーナーが街中でポケモンをゲットするためにプレイしている様子をみかける。息が短い位置ゲーにおいて、ドラゴンクエストウォークがどれだけ長くヒットするかにも注目したい。
なお、海外展開にも期待がかかるが、スクウェア・エニックスの松田社長は地図や位置情報の問題と運用も含めてかなりの手間がかかることから海外市場への展開は難しいことをインタビューで明かしている。
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