6月3日、スクウェア・エニックスが「ドラゴンクエスト」新作発表会を開催しスマートフォン向けの新作タイトル「ドラクエウォーク」を発表した。
「ドラゴンクエストウォーク」が2019年配信予定
ドラクエウォークは、ポケモンGOのように街中を歩いて冒険するスマートフォン向けのゲーム。位置情報とドラゴンクエストの世界観をかけ合わせてこれまでにない体験を提供する。
実在の建造物が登場するドラクエデザインのマップ
発表会で公開されたプレイ映像からは、東京タワーなど現実に存在する建造物がドラクエ風のマップに配置され、ゴーレムなどのモンスターが登場することがわかった。マップ上のモンスターをタップするとバトルに突入。バトルに勝利すると倒したモンスターが「モンスターずかん」に登録されるほか、経験値がたまるとプレイヤーのレベルがアップする。
ドラクエウォーク最大の特徴はドラゴンクエスト本編のようなストーリーをクリアしていく「クエスト」だ。マップから目的地を選択して実際に歩いて目的地に到達するとストーリーが進んでいく。目的地には金閣寺、正宗像、守礼門、名古屋城といった実際のランドマークが登場。各都道府県のランドマーク限定クエストも存在するため、旅行や出張でも楽しめる。
なお、クエストの進行役としてコンパスを抱えたマスコットキャラクターのスライム「スラミチ」が登場する。
自宅をカスタムできる機能も
地図上に自宅の場所を設定して様々な家具でカスタムができる機能も用意されている。
他人の家をのぞいてアイテムをゲットしたり、自宅に帰って歩数やフィールドスポットなどを元に算出される「おでかけボーナス」をゲットして自宅のランクを上げることもできるようだ。
6月11日からβ版体験会が開催
正式配信は2019年を予定しているが、6月11日からβ版体験会が開催される。iOS/Android各1万名を対象にし、関東地方と18歳以上のユーザーに限定される。
ドラクエウォークが開発されたキッカケは、やはり3年前に大きなトレンドを生み出した位置情報ゲームのポケモンGOだ。「ポケモンGOが非常に面白かった。ポケモンはポケモンのおもしろさがある。ドラゴンクエストと掛け算したらいろんなことができるんじゃないかな」と開発のキッカケを明かした。なお、アプリは株式会社コロプラと共同開発とのこと。
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