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井上尚弥の4団体王座統一戦。独占配信のdTVがアクセス集中で無料開放、返金検討せず

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Yusuke Sakakura公開日:2022/12/13 23:00
井上尚弥の4団体王座統一戦。独占配信のdTVがアクセス集中で無料開放、返金検討せず

12月13日、ドコモのサブスクリプションサービス「dTV」にて、アクセスが集中したことを理由に視聴を優先してサービスを無料開放したと発表しました。

アクセスが集中した原因は当日行われた井上尚弥とポールバトラーとのボクシング世界バンタム級4団体王座統一戦の独占配信によるもの。

これまで井上尚弥の試合は、ひかりTVとABEMAの同時生配信、Amazonプライムビデオでライブ配信されていましたが、今回はdTVが独占配信権を獲得していました。

期限切れのワンタイムパスワードが届く事態に

ドコモは今回の件にして「お客様の快適な視聴環境を維持するため、アクセス集中による視聴不具合を回避する目的で一時的に視聴を優先させていただきました」と抽象的な発表に留めています。

アクセス集中の原因、どういった事象が起きていたのか、事前に有料登録したユーザーへの対応などはアナウンスされていません。

Twitterで確認したところ登録時に必要なワンタイムパスワードの有効期限が10分にも関わらず30分後に送られてくるため、登録できない事象が起きていたようです。ほかにもクレジットカードの登録ができない、契約画面でエラーが出るなど登録まわりでエラーが頻発していたとのこと。

ドコモは井上尚弥の試合が始まるまでに問題を解消できないと判断し、登録不要で無料開放したものと予想されます。

月額550円のdTVに登録したユーザーからは「サーバーが耐えられないなら放映権を買わないで欲しい」「なんで井上尚弥の偉大な記録のかかった試合がこんな使えんサービスの独占なんよ、、、」「やっぱAmazonプライムが良かった」「謝罪もなく残念」といったツイートが投稿されています。

なお、朝日新聞の報道によれば、ドコモは返金の検討をしていないとのこと。

dTVは最大31日間無料キャンペーンを実施していますが、初回登録者限定かつ、App StoreおよびGoogle Playから加入した場合は対象外と案内されています。

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