今年、LINE(ライン)にてアカウントを乗っ取られる被害が続出し、それによってiTunesカードやウェブマネーを要求する詐欺行為が横行しました。
このアカウントの乗っ取り行為は定期的に問題になっており、過去にはグーグルやTwitterでも乗っ取り行為が発生していました。そして、最近問題になっているのがFacebookの乗っ取り行為です。
今年の夏ごろから被害報告がチラホラと出てきましたが、最近になって急増しているため、Facebookでも2段階認証を設定して乗っ取り行為を防ぎましょう。
2段階認証とは?
Facebookへのログインはメールアドレスとパスワードの組み合わせで行いますが、パスワードを使いまわしている場合やカンタンなパスワードを設定している場合は、他のサイトから漏れたIDとパスワードを使ったり、機械的に連続してログインすることでカンタンに乗っ取られてしまいます。
そこで役立つのがFacebookの2段階認証。2段階認証を設定すると、通常のメールアドレスとパスワードの認証に加えて、ログイン済みのスマートフォン等から確認できるセキュリティコードの入力が必要になるため、乗っ取り行為を防ぐことができます。
Facebookで2段階認証を設定する方法
Facebookの2段階認証を設定するには、SMSが利用できる携帯電話またはスマートフォン、タブレットが必要になります。
まずは、Facebookアプリを起動して「その他」タブを選択して、画面が変わったら一番下までスクロールして「設定」をタップして、「アカウント設定」を選択します。
次に「セキュリティ」を選択して、「ログイン認証オン」→「設定をスタート」をタップして2段階認証の設定を開始します。
続けて「次へ」をタップすると、Facebookに登録している電話番号に確認コードが送信されるので、Facebookアプリに入力して「次へ」をタップします。
これでFacebookの2段階認証の設定は完了です。Facebookにログインしたことのない端末からFacebookにログインすると、登録した携帯電話番号にSMSで送信されたセキュリティコードを入力するよう求められます。
2段階認証のセキュリティコードをGoogleの認証コードアプリで受け取る方法
2段階認証のセキュリティコードは、Googleの認証コードアプリ「Google Authenticator」で受け取ることもできます。あらかじめ「Google Authenticator」をインストールしておきます。
Facebookアプリを起動して「その他」タブを選択。「設定」→「アカウント設定」に進みます。
「セキュリティ」→「サードパーティ認証」に進んで「設定する」をタップします。
「開く」を選択すると、アプリが移動してトークンを追加するか確認されるので「はい」を選択。セキュリティコードを「Google Authenticator」で確認することができます。
Facebookで2段階認証を解除する方法
まずは、Facebookアプリを起動して「その他」タブを選択して、画面が変わったら一番下までスクロールして「設定」をタップして、「アカウント設定」を選択します。
次に「セキュリティ」を選択して、「ログイン認証オン」をタップ。パスワードを入力して「次へ」をタップします。
「ログイン承認を無効にする」をタップすると、2段階認証を解除することができます。