freetel(フリーテル)ブランドでSIMフリースマートフォンを販売するプラスワン・マーケティング株式会社が2015年夏までにWindows Phone 8.1をOSに採用したスマートフォンを発売することを発表しました。
Windows Phone 8.1搭載スマホ、64ビットCPUと5.0インチのHD液晶を搭載
Windows Phone 8.1搭載スマホの開発、発売時期の発表とともに一部のスペックも明らかにされています。
▼freetel、Windows Phone 8.1搭載スマホのスペック
OS | Windows Phone 8.1 |
CPU | 64bit、クアッドコア |
ディスプレイ | 5.0インチ / HD液晶 / マルチタッチスクリーン |
RAM | 1GB |
保存容量(ROM) | 8GB |
カメラ | 800万画素 / 200万画素 |
バッテリー容量 | 2500mAh |
Windows Phone搭載スマホが日本で発売されるのは4年ぶり、再び新機種が発売される理由とは?
Windows PhoneをOSに採用するスマートフォンは、auが2011年8月に東芝製の「IS12T」を発売して以降、発売されておらず、約4年ぶりに日本市場にWindows Phoneが搭載されることになります。
また、IS12Tは、Windows Phone7.8までのアップデートにしか対応しておらず、技適を通過したWindows Phone 8.1を搭載するSIMフリースマホが日本で発売されるのは初となります。
Windows Phone搭載スマホは、長年発売が検討されていたものの、結果的に4年もの間発売されることはありませんでしたが、ここ最近のうちにfreetelやマウスコンピューターの2社が今年中に発売することを表明。
今になってなぜ?という気がしますが、日本では格安スマホが普及しつつあり、SIMフリーの端末の需要も高まっていることや今年後半には最新版のWindows 10 for Phonesがリリースされることから、再びWindows Phoneに注目が集まっていることなどがあげられます。
また、Windows Phoneの日本語対応アプリが少ないことも理由として挙げられますが、マイクロソフトはWindows 10の新機能として、1つのアプリでPC、タブレット、スマートフォン、といった全ての端末に対応できるユニバーサルアプリを導入することを発表しており、アプリの方も活性化が期待できます。
キャリアから発売されるSIMロックのスマートフォンでは、成功とならなかったWindows Phone。今度は、格安スマホとWindows 10で国内のシェア獲得に繋がるのか注目したいと思います。
コメントを残す