Gemini Liveのカメラと画面共有が配信開始。2025年4月のPixel Dropで


Googleが2025年4月のPixel Dropの配信を開始し、AIと音声で会話できる「Gemini Live」をアップデートしました。
これまでのGemini Liveは、音声・画像・PDF・YouTubeの動画をもとにAIと対話できるものでしたが、今回のアップデートにより、カメラで映したものやスマホの画面に表示された内容をリアルタイムで共有しながら質問することが可能になりました。
例えば、目の前の植物や動物の名前を知りたいときや、表示している製品について詳しく知りたいときに便利です。
Gemini Liveがさらに便利に
アップデート後のGemini Liveでは、画面下部に4つのボタンが並ぶようになります。左から1番目をタップするとカメラの映像共有、2番目をタップすると画面の共有が可能です。
また、電源ボタンを長押しして「Liveと画面を共有」を選ぶことで、すぐにGemini Liveで画面共有がスタートします。

Made by GoogleのYouTubeチャンネルで公開された動画では、水族館でGemini Liveを起動。カメラをサメに向けながら「このサメの種類は?」と質問すると、「それはゼブラシャークです。レオパードシャークと呼ばれることもあります。ゼブラシャークは独特の斑点としま模様があるので、簡単に見つけられますよ」と、Gemini Liveが音声で回答する様子が紹介されています。
Googleは昨年5月のGoogle I/O 2024で、AIエージェント「Project Astra」を発表。どこに置いたかわからなくなったメガネの場所を聞くと、カメラの映像を通じてAIが音声で教えてくれる様子が話題になりました。あれから11ヶ月、ついにその技術がGemini Liveの一部として実際に使える形で提供され始めています。
- 旅行先で地元の名物料理や見慣れない商品について聞く
- 歩き慣れていない街や混雑した駅構内を移動しているときにガイドしてもらう
- テレビの購入を考えていて、どちらを買うべきか悩んでいるときに「日当たりの良い部屋におすすめなのはどっち?」とアドバイスをもらう。レビューを読み漁る必要はなし
Gemini Liveのカメラと画面共有機能は、Google Pixel 9シリーズでは無料で利用可能。他のPixelスマートフォンでは、Gemini Advancedの加入が必要です。
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