iOS版「Googleハングアウト」がアップデート。新機能「CallKit」に対応
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。
2017/06/03 9:49

ビデオ通話や音声通話などが楽しめるGoogleのメッセージサービス「Googleハングアウト」がiOS 10の新機能 CallKitに対応した。
CallKitに対応すると、標準の音声通話の着信画面でハングアウトの着信が通知されるほか、電話アプリの連絡先から直接ハングアウトのビデオ通話を利用できる。
Googleハングアウト、標準の着信画面や連絡先からのビデオ通話に対応
Googleハングアウトに追加されたCallKitを有効にするにはアプリを起動して左上の「≡」をタップして「設定」に進む。「ロック画面で応答」のスイッチをオンにすると、標準の音声通話と同じ着信画面でハングアウトを着信できる。


Googleハングアウトのメニューから「設定」に進んで「ロック画面で応答」をオンにする
また、ハングアウトで発信する場合は電話アプリの連絡先機能に進むと、プロフィールアイコンの下に表示されるショートカットに「Hangouts」が表示される。ショートカットをタップすると、すぐにハングアウトでビデオ通話を発信できる。


左:従来の着信画面、右:CallKitの着信画面
昨年9月に公開されたiOS 10で提供された「CallKit」には、これまでにLINEやSkype、Facebook Messenger、楽天のViberなどが対応している。
本日2017年6月3日に公開されたバージョン16.0.0の「ハングアウト」アプリではCallKit対応以外にもプレビューの写真をズーム操作する際の問題が修正され、ビデオハングアウトがクラッシュする問題も修正されている。
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