意外にもGoogleマップでは、高速道路や有料道路の料金が表示されない。
出発地から目的地のルート検索を行い、ルートに高速道路を含む場合は“このルートには有料区間が含まれます。”と表示されるだけで、料金自体は別で調べる必要がある。
最新情報によれば、ようやくこの状況が変わり、Googleマップ上で有料道路の料金を表示できるかもしれない。
日本では利用できない可能性も
Android Policeによると、GoogleはGoogleマップのプレビュープログラムに参加するメンバーに対して、有料道路の料金を自動的に表示する機能の追加を案内したという。
案内によればルートを選択する前に、有料道路の料金が表示されて、通常道路を使ってお金を節約するのか、高速道路を使って時間を節約するのかを選べるようになるとのこと。
前述したとおり、Googleマップでルート検索すると、有料道路を通る場合と通らない場合のルートが表示されるが、料金自体は表示されない。また、現時点ではプレビュープログラムのメンバーであっても料金は表示されず、実装はこれからになるようだ。
Googleは2013年に地図アプリを開発するWazeを買収し、Wazeでは3年前から有料道路の料金を表示しているとのこと。Android Policeは、Wazeで使っている技術をGoogleマップにも応用するのではないかと予想しているが、残念ながらWazeを日本で利用する場合は有料道路の料金が表示されない。
もしかすると、有料道路の料金案内が日本で提供されない可能性もあるが、海外で先行提供されたあと、数年後に提供されることも考えられる。
According to a message sent to members of the Google Maps preview program, the next major feature to be added will be automatic display of prices for tolls on roads, bridges, and other potentially expensive additions to your navigation route.