Googleが地図・ナビアプリの「Googleマップ」のナビ機能において小規模で効果的なアップデートを配信した。ゴールデンウィークまでに提供されていれば喜んだユーザーも多いはずの新しい機能になっている。
「あれ?どこで左折するのかわからない!」をストリートビューで解決する新機能
Googleマップの最新版では経路を検索すると、新しいデザインのメニューバーが表示されるようになった。左下に配置されている「経路情報」をタップすると、細かなステップごとの道案内が表示され、その隣にはストリートビューのサムネイルが表示される。
サムネイルをタップすると「ストリートビュー」が起動するため、どこで曲がるのか、どこで直進するのか、など音声ナビでもサポートが困難だった問題をストリートビューのパノラマ写真で解消することができる。なお、同じ道でも進行方向が違う場合――例えば遊園地の行き・帰りなどの場合は同じストリートビューを表示するのではなく、進行方向も認識して行きと反対車線または別経路を表示するため、混乱することもない。
先日のゴールデンウィークでGoogleマップ片手に運転手に道を教えてあげた人も多いはずだが、どの道で左折するのか、どのタイミングで右折するのかわからずストレスを抱えた人も多いはず。今回のアップデートによってそういった問題が解消されるはずだ。夏の旅行ではぜひ活用したい。
なお、この機能が利用できるのは現在のところAndroid版のGoogleマップのみ。iPhone/iPadのiOS版では利用できないが、近いうちにアップデートで追加されるだろう。
コメントを残す