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Google Pixel、Android 15でバッテリーの充電量を手動で制限→劣化を抑える機能に対応か

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Yusuke Sakakura公開日:2024/07/19 16:35
Google Pixel、Android 15でバッテリーの充電量を手動で制限→劣化を抑える機能に対応か

GoogleやSamsungが7年間のアップデート提供を保証するなど、スマホの利用期間が今度も長くなることが予想されるなかで、心配されるのがバッテリーの劣化です。

スマホに使用されているリチウムイオン電池は0%や100%の状態を維持すると劣化が進んで電池持ちが悪化します。最適な電池残量は20%から80%で、できるだけこの範囲内に保つことが推奨されています。

ただ、人間がいちいち電池残量を監視するのは面倒で大変。特に寝ている時は監視すらできません。そこで電池残量が80%に到達すると、充電を制限して使用直前に100%にすることで劣化を抑える機能が備わっています。

早ければ来月にも正式リリースされると思われるAndroid 15では、より強力な制限機能がGoogle Pixel向けに追加されるようです。

Mishaal RahmanがAndroid 15 ベータ4を解析したところ、電池残量が80%に到達すると強制的に充電を中断させる「80%制限機能」が発見されたと報告しています。

設定画面からバッテリーに進むと「充電最適化」のページが追加され、ここで機能をオンにすると、既存のアダプティブ充電と80%制限機能を選ぶことができます。

80%制限機能80%制限機能80%制限機能
充電残量が80%に到達すると充電がストップする新機能

アダプティブ充電は2020年12月のFeature Dropアップデートで追加された機能で、同じように100%の状態を長時間維持しないことで、バッテリーの劣化を抑えます。

以前は充電時間と設定されたアラームによって動作していましたが、Pixel 4a以降のモデルでは日ごろの充電パターンを学習してスマートに動作するようアップデートされています。

条件に当てはまらない場合、動作しないアダプティブ充電と違って、今回発見された80%制限機能は複雑な条件なしで手動でオンにできるシンプルな機能で、バッテリーの劣化にうるさい人にとっては重宝する機能になりそうです。

ただし、Android 15とともに配信されるかは分かりません。年内にあと2回あるFeature Dropによって追加される可能性も高そうです。

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