カメラを使った翻訳機能とリアルタイム音声翻訳機能が近日中にも提供
グーグルの発表によれば、次期バージョンの「Google 翻訳」アプリには、スマートフォンのカメラで文字を映すだけで翻訳を行う新機能が追加されるとのこと。
この機能は、フジテレビのテレビ番組「ほこ×たて」で紹介されたスマホアプリ「WordLens」の開発元であるQuest Visual社の技術を活用したもの。グーグルは、カメラを使った翻訳機能を提供するべく、2014年にQuest Visual社を買収していました。
「WordLens」の対応言語に日本語が含まれていなかったため、買収の話しを聞いた時は日本語の対応が行われることに期待していたんですが、近日中に公開される最新版の「Google 翻訳」では、英語からフランス語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、スペイン語に対応するとのこと。
残念ながら日本語は含まれていませんが、順次、対応言語を拡大させていくと発表されています。
また、公式発表前に大きな注目が集まっていたリアルタイムの音声翻訳機能は「会話モード」として発表されました。
現在のバージョンでは、マイクボタンをタップ→言葉を発する→翻訳が行われる→翻訳元の言語を変更→マイクボタンをタップ→言葉を発するという流れになっており、会話が途切れるタイミングでボタンをタップするのに加えて、言語を変更する必要があるなど、いちいち人の手が必要で実用性は低いものでしたが、最新版では話している言語をアプリが自動認識することで煩わしい操作が不要になり、より自然に会話を行うことができるとのことです。
カメラによる翻訳機能とリアルタイム音声翻訳が追加される最新バージョンは今後数日中に提供されると案内されています。
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