7月16日、Appleが「iOS 18」と「iPadOS 18」を先行利用できるパブリックベータ版の提供がスタートしました。
両OSは2024年秋の正式配信を予定しており、品質向上を目的としたパブリックベータ版は誰でも無料でインストールできます。
この記事では、iOS 18 パブリックベータ版のインストール方法を画像付きで詳しく紹介します。
目次
パブリックベータとは?
パブリックベータ版は開発中のプレリリース版を先行的に体験できるソフトウェアです。
正式版ではないため動作は不安定です。強制終了などの不具合が発生したり、アプリやシステムが正しく動作しないことを理解して利用する必要があります。
日常的に利用しているiPhoneやiPadにはインストールせず、今は使っていない機種を利用しましょう。
よくある質問
ベータ版とパブリックベータ版の違いは?
ベータ版はアプリを開発するデベロッパー向け。パブリックベータ版は誰でも参加できるテスター向けです。アップデートはベータ版への提供が早く、パブリックベータ版には少し遅れて提供されます
アプリが正常に動作しません。
先述したとおりアプリだけでなくシステムも含めて正常に動作しない可能性が高いのがパブリックベータ版です
電池持ちが悪いです。
パブリックベータ版では目に見える不具合だけではなくシステム内部の不具合も発生していてバッテリーに影響を与えている可能性があります
スクリーンショットなどをSNSなどで公開しても大丈夫ですか?
パブリックベータ版のインストール時に求められる利用規約および契約(NDA)で禁止されています。契約には「確定が困難なほど取り返しのつかない損害および甚大な被害をAppleに及ぼし得ることを、ここに理解します。」との一文が記載されています。
不具合を発見しました。
Feedbackアプリから不具合の報告を行うことで、問題の特定・修正・品質向上に役立てられます
パブリックベータ版をやめたいです。
プログラムの脱退申込みページにアクセスして「Apple Beta Software Programから脱退」をタップしたあと「プログラム脱退」を選択するとやめることができます
パブリックベータ版から正式版にアップデートできますか。
アップデート可能です。設定画面から「一般」>「プロファイル」と進んでインストールしたパブリックベータ版のプロファイルを削除してください
iOS 18とiPadOS 18の対応機種
- iPhone 15
- iPhone 15 Plus
- iPhone 15 Pro
- iPhone 15 Pro Max
- iPhone 14
- iPhone 14 Plus
- iPhone 14 Pro
- iPhone 14 Pro Max
- iPhone 13
- iPhone 13 mini
- iPhone 13 Pro
- iPhone 13 Pro Max
- iPhone 12
- iPhone 12 mini
- iPhone 12 Pro
- iPhone 12 Pro Max
- iPhone 11
- iPhone 11 Pro
- iPhone 11 Pro Max
- iPhone XS
- iPhone XS Max
- iPhone XR
- iPhone SE(第2世代)
- iPhone SE(第3世代)
- iPad Pro (M4)
- iPad Pro 12.9-inch (第3世代以降)
- iPad Pro 11-inch (第1世代以降)
- iPad Air (M2)
- iPad Air (第3世代以降)
- iPad (第7世代以降)
- iPad mini (第5世代以降)
パブリックベータ版のiOS 18をインストールする
パブリックベータ版をインストールする流れはバックアップを取る→プログラムに登録→プロファイルのインストール→パブリックベータ版にアップデートになります。
各項目ごとに詳しく紹介していきます。
iPhoneをバックアップする
パブリックベータ版は動作がとにかく不安定で、利用しているうちに正式版に戻したいと思うこともあるはずです。
ただし、その際にiPhoneが初期化されてしまうため、元の状態に戻すためにiPhoneのバックアップを必ず取っておきましょう。