国内線「ANA Wi-Fi」の使い方まとめ。つながらない時の対処方法も
Yusuke Sakakura
Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

国内線の飛行機で利用できるWi-Fiサービスは2014年7月にJALが日本で初めてスタートし、2016年1月にANAも「ANA Wi-Fiサービス」の提供を開始しました。
ビジネスで利用することはもちろん、旅行先の観光スポットを検索したり、移動手段を探したり、帰宅時には旅行先で撮影した動画や上空で撮影した写真をソーシャルメディアにアップできます。
この記事では、ANAの国内線で利用できる「ANA Wi-Fiサービス」の使い方やアプリなしでの接続方法、通信速度、繋がらない時の対処方法などを紹介します。
ANAのWi-Fiサービスでできること
ANAの国内線で利用できる「ANA Wi-Fiサービス」は、フライト中(離陸の約5分後から着陸の約5分前まで)にスマートフォンやタブレット、PCをインターネットに接続することはもちろん、リアルタイムで最新ニュースやスポーツ中継などTV番組を見たり、動画や音楽を楽しんだり、機内で買い物ができるサービスです。
ANAのWi-Fiは無料で利用できる?料金まとめ
ANAの国内線で利用できる「ANA Wi-Fiサービス」は、サービス開始時は40分ごとに550円、無制限で1,050円の有料で提供されていましたが、現在は完全無料で利用できます。
ANAのWi-Fiが利用できない機体もある
ANAのWi-Fiは全ての航空機で利用できるわけではありません。
サービス開始時点では、B777-300型の1機種で利用できましたが、現在は以下の機材でANA Wi-Fiサービスを利用できます。
- ボーイング787-9(789)
- ボーイング787-9(78G)
- ボーイング787-8(78P)
- ボーイング787-8(78M)
- ボーイング777-300(773)
- ボーイング777-200(772)
- ボーイング777-200(722)
- ボーイング767-300(76P)
- ボーイング767-300(76E)
- ボーイング737-800(738)
- エアバスA321(A321/321)
- エアバスA320(32P)
ANAのWi-Fiサービスが利用できるか確認する方法
ANAのWi-Fiサービスが利用できるか確認するには、航空機の入り口付近や前部スクリーンにステッカーが貼ってるか確認しておきましょう。
なお、以前は座席前のポケットにANA Wi-Fiサービスに関する小冊子が入っていましたが、現在は入っていないようです。


ANAのWi-Fiサービスを危険?安全に利用するには?
ANAのWi-Fiサービスは、通信傍受や不正アクセスの可能性があると案内されています。
安全に利用したい場合は、https://から始まるウェブサイトなどSSLで暗号化されたサイトだけにアクセスしたり、VPNなどのサービスを利用しましょう。
ANAのWi-Fiサービスで利用できないこと
ANA Wi-Fiサービスでは、キャリアメールは利用できません。また、SkypeやZoom、音声通話(IP電話)、ビデオ通話などは他の乗客に迷惑になるため、「ご遠慮ください」と案内されています。
ANA Wi-Fiサービスの使い方
ANA Wi-Fiサービスを利用するには、事前にANAアプリをダウンロードしておくとスムーズに利用できます。なお、ダウンロードしなくてもWi-Fiを利用することは可能です。
iPhoneでANA Wi-Fiサービスを使う
- iPhoneの設定画面を起動します
- 機内モードをオンにして禁止されているモバイルデータ通信をオフにします
- 設定画面から「Wi-Fi」に進みます
- Wi-Fiをオンにして「ANA-WiFi-Service」をタップします
- ANAアプリをダウンロードしていない場合はポータルサイトにアクセスします
- ANAアプリを起動したら画面右下の「もっと見る」をタップします
- 画面上部の「国内線機内 Wi-Fi」をタップします
- 「接続」ボタンを押します
- ANAに位置情報の使用を許可しますか?と表示されたら許可します
- 「インターネット」をタップします
- 利用規約に同意するにチェックを入れて「接続」ボタンを押します
- ”インターネットに接続されました”の画面が表示されたら完了です
AndroidでANA Wi-Fiサービスを使う
- 画面上部を下にスワイプしてクイック設定を起動します
- 機内モードをオンにします
- クイック設定の「インターネット」をタップします
- Wi-Fiのスイッチをオンにします
- Wi-Fiをオンにして「ANA-WiFi-Service」をタップします
- ANAアプリをダウンロードしていない場合はポータルサイトにアクセスします
- ANAアプリを起動して画面左上のメニューアイコンをタップします
- 画面上部の「国内線機内 Wi-Fi」をタップします
- 「接続」ボタンを押します
- ANAに位置情報の使用を許可しますか?と表示されたら許可します
- 「インターネット」をタップします
- 利用規約に同意するにチェックを入れて「接続」ボタンを押します
- ”インターネットに接続されました”の画面が表示されたら完了です
PCでANA Wi-Fiサービスを使う
- PCのWi-Fiをオンにします
- Wi-Fiの接続先リストから「ANA-WiFi-Service」をクリックして接続します
- ブラウザから*接続ページにアクセスして「インターネット」をクリックします
- 利用規約に同意後、「接続」ボタンをクリックします
- “インターネットに接続されました”の画面が表示されたら完了です
ANA Wi-Fiサービスに繋がらない時はどうする?
ANA Wi-Fiサービスに接続できない、繋がらない場合は以下の方法で解消できる場合があります。
ポータルサイトにアクセスする
通常のWi-Fiサービスは、設定画面からWi-Fiを選択した後ブラウザから適当なページにアクセスするとポータルサイトに飛ばされて画面の案内に従って操作するだけでWi-Fiを利用できます。
ANA Wi-Fiサービスも基本的に同じですが、ポータルサイトに繋がらないことが多いです。
ポータルサイトに繋がらない場合はブラウザからポータルサイト(http://www.ana-inflight-wifi.com)に直接アクセスするか、ANAアプリからWi-Fiに接続しましょう。
ANAアプリに位置情報の取得を許可する
iPhoneやiPadでANA Wi-Fiサービスを利用する場合、ANAアプリに位置情報を許可する必要があります。以下の手順で設定を許可してください。
- iPhoneの設定画面を起動
- 「ANA」に進みます
- 「位置情報」に進みましょう
- 「常に」を選択したあと、正確な位置情報をオンにしたら完了です
ANAアプリにローカルネットワークの検索を許可する
iPhoneやiPadでANA Wi-Fiサービスを利用する場合、ANAアプリにローカルネットワークを許可する必要があります。以下の手順で設定を許可してください。
- iPhoneの設定画面を起動
- 「ANA」に進みます
- 「ローカルネットワーク」をオンにしたら完了です
Safariのプライベートモードをオフにする
iPhoneやiPadでANA Wi-Fiサービスを利用する場合、プライベートモードではインターネットに接続できません。以下の手順でプライベートモードを解除してください。
- Safariを起動して画面右下のタブのアイコンを長押しします
- “プライベート”の1つ下にある「XX個のタブ」をタップします
- プライベートブラウズがオフになり、アドレスバーの背景が白くなります
JavaScriptとCookieを有効にする
ANA Wi-Fiサービスを利用するにあたってJavaScriptとCookieを有効にすることが推奨されています。以下の手順でそれぞれ有効にしてください。
Safariの設定方法
Chromeの設定方法
ANA Wi-Fiサービスの通信速度を調査
気になるANA Wi-Fiサービスの通信速度を調査してみました。
通信速度を計測するスピードテストを実施したところ、受信時の通信速度は約4MB前後、送信時の通信速度は0.15MB前後、データを送信してから応答が返ってくるまでの時間は23.6ms前後でした。

実際の使用感としては、YouTubeで動画を再生するどころかトップページも表示されず、NBAのライブ視聴も不可。Twitterのタイムラインを確認したり、テキストや画像を投稿することは可能でした。機内で動画を視聴したい場合は事前にダウンロードしておくのがおすすめです。
なお、衛星通信を利用して提供しているサービスのため、飛行ルートや気象状況によって一部エリアでは、通信が不安定になることもあります。

































































