JALの国内線では無料で機内Wi-Fiサービスが利用できます。機内でメールを確認したり、スケジュールをチェックしたり、旅行先で撮影した写真や動画をSNSにアップすることも可能。
旅行先の観光スポットやグルメを調べたり、子ども向けの動画サービスも利用できるため、旅行や帰省時に助かるサービスです。
この記事では、JALが国内線で提供する無料Wi-Fiサービスの使い方や接続方法、つながらない時の対処方法、通信速度などをまとめています。
目次
- JALのWi-Fiサービスでできること
- JALのWi-Fiサービスでできないこと
- JAL Wi-Fiサービスの使い方
- JALの機内Wi-Fiに繋がらない、使えない時の対処方法
- JAL Wi-Fiの通信速度を調査
JALのWi-Fiサービスでできること
JALの国内線では、座席の前に個人用パネルがある場合は地上走行開始時からゲート到着時まで、個人用パネルがない場合は離陸の約5分後から着陸の約5分前まで、機内Wi-Fiを利用することができます。
機内でメールや予定の確認はもちろん、ソーシャルメディアのチェックや旅行先で撮影した写真を投稿することも可能。
JAL公式アプリから子ども向けのビデオプログラムを再生したり、飛行中の現在地をフライトマップから確認することで、上空からランドマークを撮影することができます。
JALのWi-Fiは無料で利用できる?
JALの国内線Wi-Fiはサービス開始から有料で提供されていましたが、2017年2月から無料キャンペーンがスタート。Wi-Fiが無料だからJALを選んだという声も多かったことから、同年9月から正式に無料化されました。
JALのWi-Fiが利用できない機体もある
JALのWi-Fiは全ての航空機で利用できるわけではありません。
Wi-Fiに対応した航空機は空席紹介サービスから確認できます。発着地と出発時刻を入力して検索後に表示される便名の横にWi-Fiのアイコンが表示されていれば、JALの機内Wi-Fiを利用できます。
また、搭乗時に見える機体の入り口や機内にJALのWi-Fiが利用できることを示すステッカーが掲出されており、座席前のポケットにWi-Fiの利用ガイドが入っています。
JALのWi-Fiサービスを危険?安全に利用するには?
JALはWi-Fiサービスについて「通常のアクセスポイント同様のセキュリティ対策をしている」と説明しています。
より安全に利用したい場合はhttps://から始まるウェブサイトなどSSLで暗号化されたサイトだけにアクセスしたり、VPNなどのサービスを利用しましょう。
JALのWi-Fiサービスでできないこと
JALのWi-Fiサービスでは、不適切なコンテンツがフィルタリングされているため、特定のウェブサイトやサービスにアクセスすることはできません。
また、限られた通信容量をシェアするため、YouTubeやNetflix、Amazonプライムビデオなど動画のストリーミングサービスは利用できません。
Wi-Fiの利用有無に限らず機内で携帯電話での通話は利用できず、SkypeやZoom、LINEなどのビデオ通話・会議、IP通話も利用できないと案内されています。
JAL Wi-Fiサービスの使い方
iPhoneでJALのWi-Fiを使う
AndroidでJALのWi-Fiを使う
PCでJALのWi-Fiを使う
- 接続手順
- Wi-Fiをオンにする
- ネットワーク名「JAL-WiFi」または「Japan Airlines」を選択する
- ブラウザでhttp://jal-wifi.comにアクセスする
- 「無料インターネット接続」をクリックするか、メールアドレスを入力後「インターネットに接続する」をクリックします
JALの機内Wi-Fiに繋がらない、使えない時の対処方法
JALのWi-Fiに繋がらない場合は、以下の方法で解消できる場合があります。
Safariのプライベートモードをオフにする
iPhoneやiPadでJAL Wi-Fiサービスを利用する場合、プライベートモードではインターネットに接続できません。以下の手順でプライベートモードを解除してください。
JavaScriptとCookieを有効にする
JALは、機内Wi-Fiサービスを安全で利用するために、JavaScriptを使用していることから同機能をオンにする必要があります。また、Cookieもオンにする必要があるとのこと。以下の手順で両機能をオンにしてください。
Safariで設定する
Chromeで設定する
JAL Wi-Fiの通信速度を調査
JALのWi-Fiサービスは航空機に取り付けられたアンテナが、上空の静止衛星を経由して地上基地局と通信する仕組みです。
地上のように基地局とダイレクトで通信する訳ではないため、通信速度は不安定で、飛行状況や天候によって通信そのものが不安定で接続が中断することもあります。
また、最大150人〜500人が乗り合わせる機内Wi-Fiは、限られた帯域を多人数でシェアするため高速通信は期待できません。実際に計測したところ受信時は0.5Mbps前後、送信時は1.5Mbps前後でした。
Googleのスピードテスト機能を利用したところ“インターネットの速度は非常に低速です。動画の読み込み遅くなるおそれがあります”とのメッセージが表示されました。
YouTubeで短い4分の動画を再生すると、画質がフルHDから480pに落ちて1分ほどで再生がストップしました。Apple MusicではPVが流れるまでに30秒以上も時間がかかり、1分ほどで再生がストップするなど、動画を視聴するのはかなりストレスがたまるので、登場前のロビーであらかじめ動画をダウンロードしておくのがオススメです。
InstagramやTwitterに動画を投稿すると失敗する一方、Apple Musicによる音楽のストリーミング視聴は途中でストップすることなくスムーズに視聴できました。