JAL、無料Wi-Fiの使い方を解説。繋がらない時の対処法も
お役立ちコンテンツ2014年にJALが日本で初めてスタートさせた国内線Wi-Fi。ビジネス用途はもちろん旅行先で撮影した写真をインスタやTwitterにアップしたり、動画や音楽をストリーミングで楽しむことができるなど旅を楽しむためには欠かせないものになっています。
当記事ではJALが国内線で提供する無料Wi-Fi「JAL SKY Wi-Fi」の使い方や接続方法、通信速度、繋がらない時の対象方法に加えて実際に使ってみた感想などを紹介します。
目次
- 1. JALの国内線Wi-Fiは完全無料
- 2. JALのWi-Fiが利用できる機体と確認方法
- 3. JALのWi-Fiに接続する方法
- 3-1. iPhone/iPadでWi-Fiに接続する
- 3-2. AndroidでWi-Fiに接続する
- 4. Wi-Fiに繋がらない時の対処方法
- 5. JALのWi-Fiの通信速度は遅い?
- 6. JALのWi-Fiならアメトークやドラえもんが見放題
JALの国内線Wi-Fiは完全無料
JALの国内線Wi-Fiはサービス開始から有料で提供されていましたが、2017年2月から無料キャンペーンがスタート。同年9月からは正式に無料になりました。JALは無料化の後は「Wi-Fiが無料だからJALにした」という声も多いとしています。
なお、ANAの国内線Wi-Fiは2018年春から無料で提供される予定ですが、それまでは40分550円、1便1,050円を支払う必要があり、現在、国内線Wi-Fiを無料で利用できるのはJALが唯一となっています。
JALのWi-Fiが利用できる機体と確認方法
JALの無料Wi-Fiはすべての航空機で利用できるわけではありません。2017年2月時点で777-300型機、777-200型機、767-300型機、737-800型機の計77機種が対応しています。
Wi-Fiに対応した航空機は空席照会サービスから確認することができます。発着地と出発時刻を入力して検索後に表示される「機種欄」にWi-Fiのアイコンが表示されていれば機内でWi-Fiを利用することができます。
また、搭乗時に見える機体の入り口にはWi-Fiのステッカーが貼ってあるほか、座席前のポケットには利用ガイドが入っています。
JALのWi-Fiに接続する方法
iPhone/iPadでJALのWi-Fiに接続する
iPhone/iPadをJALの無料Wi-Fiに接続するには設定画面またはコントロールセンターから機内モードをオンにします。


設定画面から「Wi-Fi」に進んでWi-Fiのスイッチをオンにします。


続けて“ネットワークを選択…”の項目から「gogoinflight」をタップします。なお、無料Wi-Fiが利用できるのは航空機の離陸から5分後となっていてそれまでは表示されません。gogoinflightに接続できたらSafariを起動して適当なウェブサイトにアクセスします。メニュー画面が表示されたら左上の「無料インターネット接続」をタップしましょう。


ログイン画面が表示されるのでGogoアカウントを持っている場合はメールアドレスとパスワードを入力して「ログイン」ボタンをタップ。Gogoアカウントを持ってない場合は「新しいアカウントを作成」をタップしてアカウント情報を入力後、「登録」ボタンを押すとGogoアカウントの作成が完了します。


アカウントの作成後に表示される「インターネットに接続」ボタンをタップ後、数字を入力して再度「インターネットに接続」ボタンをタップするとJALの無料Wi-Fiに接続できます。


AndroidでJALのWi-Fiに接続する
まずは設定画面から「モバイルとインターネット」に進んで機内モードをオンにします。


続けてWi-Fiのスイッチをオンにしてスイッチ横の「Wi-Fi」をタップ後、「gogoinflight」を選択します。なお、無料Wi-Fiが利用できるのは航空機の離陸から5分後となっていてそれまでは表示されません。


gogoinflightに接続できたらChromeなどのブラウザを起動して適当なウェブサイトにアクセスします。メニュー画面が表示されたら左上の「無料インターネット接続」をタップするとログイン画面が表示されるのですでにGogoアカウントを持っている場合はメールアドレスとパスワードを入力して「ログイン」を、新たにGogoアカウントを作成する場合は「新しいアカウントを作成」をタップします。


ログインまたはアカウントの作成を終えると認証画面が表示されるので5桁の数字を入力して「インターネットに接続」をタップするとJALの無料Wi-Fiに接続できる。


Wi-Fiに繋がらない時の対処方法
Wi-Fiに接続してもインターネットに繋がらずメニュー画面が表示されないことがあります。スマートフォンやタブレットなど他のデバイスでは接続できているにも関わらずPC等で繋がらない場合はDNSを手動設定していることが原因であることがほとんどです。
MacでDNSを削除するにはメニューバーからWi-Fiのアイコンをクリックして「ネットワーク環境設定を開く」を選択します。
右下の「詳細」ボタンをクリック。
タブメニューから「DNS」を選択後、該当のDNSをクリックして「-」ボタンを押すとDNSが削除されます。
JALのWi-Fiの通信速度は遅い?
最大150人〜500人が乗り合わせる航空機のWi-Fiはひとつのアクセスポイントを多人数でシェアするため通信速度が遅くなりがち。実際に計測したところ受信時は0.5Mbps前後、送信時は1.5Mbps前後となりました。Googleのスピードテスト結果では“インターネットの速度は非常に低速です。動画の読み込み遅くなるおそれがあります”とのメッセージが表示されます。
YouTubeで4分ほどの動画を再生したところ画質はフルHDから480pにダウンし、1分ほどで再生がストップしました。また、Apple MusicではPVが流れるまでに30秒以上も時間がかかり、こちらも1分ほどで再生がストップするなど動画を視聴するのはかなりストレスがたまるので登場前のロビーであらかじめ動画をダウンロードしておくのがオススメです。
なお、動画をインスタグラムやTwitterに投稿する際も失敗することがある一方でApple Musicによる音楽のストリーミング視聴は途中でストップすることなくスムーズに視聴できました。
JALのWi-Fiならアメトークやドラえもんが見放題
JALの無料Wi-Fiでは無料でバラエティ番組やミュージックビデオ、スポーツ、キッズ、ドラマが見放題の「ビデオプログラム」を利用できます。バラエティではアメトーーク!やマツコの知らない世界、キッズではドラえもん、ドラマではドクターXなど人気のテレビ番組をラインナップしています。
「ビデオプログラム」を利用するにはJALの無料Wi-Fiに接続後、メニュー画面で「エンターテイメント」をタップして見たい番組を選択するだけです。なお、2018年2月1日からは事前にJALアプリをダウンロードする必要があるとのこと。忘れずにダウンロードしておきましょう。

