PCやスマートフォンでラジオが楽しめる「radiko(ラジコ)」にて、10月11日から「タイムフリー聴取機能」の提供がスタートしました。
当記事ではradikoで利用できるタイムフリーの使い方をまとめています。
「タイムフリー聴取機能」とは?
radikoの「タイムフリー聴取機能」とは、ラジオ番組の放送から1週間にかぎり、いつでも好きな時にあとからラジオを視聴できる便利な新機能です。
テレビで放送された番組は当たり前のように録画したり、Hulu、Netflix、dTV、TVerなどのサービスであとから視聴できますが、ラジオは自分が録音するか、YouTube等にアップされている違法コンテンツを聴くぐらいしか方法がありませんでした。
「タイムフリー聴取機能」の登場によって、ようやく手軽に気軽にラジオが楽しめるようになったというわけです。
なお、現在は実証実験の段階。サービスの問題、課題、利用状況などを把握して後に本番運用となる予定です(本番運用の開始時期は未定)
注意するべき2つの視聴制限
radikoの「タイムフリー聴取機能」は無料・登録不要で利用できますが、前述したように放送から1週間限定の視聴制限が設定されています。
さらに、いち番組ごとに3時間の聴取可能時間が設定されているため、朝8時に視聴を開始すると一時停止していた時間などに関わらず、3時間後の11時以降は視聴できなくなります。
例えば、通学・通勤中に2時間番組の1時間分を視聴して、あとは帰宅時に楽しむといったことはできないので注意しましょう。
裏技、アプリを削除すると3時間制限がリセットされる
いち番組の聴取可能時間は3時間に設定されていますが、ガッツリ制限されているわけではなく、アプリを一度アンインストールしてからインストールすると、もう3時間視聴することができます。
手間はかかりますが、朝の通勤時間で聞いた番組の続きを帰宅途中で聴きたい場合などで試してみてはどうでしょうか。
タイムフリーの使い方
番組表を表示・操作する
アプリの画面上には「タイムフリー」「ライブ」「エリアフリー」が設置されたメニューが表示されていて、「タイムフリー」を選択すると画面が青色から赤色になるので、ひと目でタイムフリーを利用していることがわかります。
タイムフリーのトップ画面では番組表が表示され、放送終了後の番組は薄赤色で、現在放送中の番組は濃い赤色で表示されます。なお、現在放送中の番組でもタイムフリーで視聴することができます。
番組表の画面で左右にスワイプすると放送局の切り替え、上にスクロールすると、過去番組を表示することができます。
ラジオ番組を検索する
ラジオ番組を検索したい場合は、右下の虫眼鏡のアイコンをタップして番組表・出演者・キーワードを入力。「状態から探す」でタイムフリーを選択して、「日付から探す」「地域から探す」を選んだら「検索」アイコンをタップすると、番組が表示されます。
タイムフリーでラジオを視聴する
番組を選択すると、タイムフリーの視聴制限に関する注意事項が表示されます。「再度表示しない」にチェックを入れて「OK」を選択して、再生ボタンをタップするとタイムフリーでの視聴が開始されます。
なお、視聴中は早送り・巻戻し・一時停止ができるため、会話や言葉を聴き逃した場合はすぐに確認することができます。
ラジオシェアの使い方
ラジオ番組をLINE、Facebook、Twitterなどを通じて友だちにシェアできる「ラジオシェア」も提供されています。
番組を単純にシェアするだけでなく、再生開始位置の指定もできるので聴いて欲しいところをシェアできます。
2時間番組の視聴でかかるデータ通信量は約45MB
タイムフリーでの再生にはもちろんデータ通信量が加算されます。通信環境や利用端末で容量が上下する可能性はありますが、2時間番組を視聴したところ44.8MBを消費しました。
1日1番組を30日間聴き続けると約1.5GB前後になります。音声のみですが、意外と通信量がかかるので聴きすぎには注意が必要です。
音声が途切れやすい場合の対処方法
地下鉄など電波が届きにくいところ、混雑しやすいところではラジオの音声が途切れやすくなるので、バッファ時間を長く設定しましょう。右下のメニューアイコンをタップしてから「バッファ時間設定」に進んで、通常の1分から3分に変更します。
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