Instagram、Apple ProRAWに対応。編集機能はなし
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

今週15日にAppleが公開したiOS 14.3で、RAWの良さを維持しつつ、通常のRAWでは無効化されるDeep FusionやスマートHDRまで扱える新しい画像フォーマット「Apple ProRAW」に対応した。
現在はiPhone 12とiPhone 12 Pro Maxでのみ撮影が可能。各アプリも対応が必要になるがインスタグラムが制限付きながら対応を済ませた。
インスタグラムでProRAW写真の投稿が可能に
インスタグラムでiOSアプリの開発を手がかるTim Johnsenが15日からApple ProRAWに対応したことを明らかにした。
Instagram should able to handle sharing ProRAW photos as of this morning, may take a bit to propagate out.
— Tim Johnsen (@timonus) December 18, 2020
ただし、肝心のApple ProRAWの編集機能はなく、DNG形式の写真はJPEG形式に圧縮される。Apple ProRAWで撮影した写真は1枚約25MBもあるためJPEGに圧縮されるのは当然のことだ。これまでApple ProRAWで撮影した写真は選択することすらできなかったが、今回の対応によってアップロードが可能になったということになる。
なお、Tim Johnsenはインスタグラムにアップする前に、DarkroomなどのアプリでApple ProRAWで撮影した写真を編集してからインスタグラムにアップすることを推奨している。
Apple ProRAWとは何なのか、撮影する方法や編集、共有する方法は以下の記事でどうぞ。
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