カレンダーに時間指定のイベントを追加したり、アラームを追加するときに必要な時間の入力。
昨年配信されたiOS 14のアップデートでは、新しい時間ピッカーが導入されたものの操作しづらいことから多くの不満の声があがっていたが、今年秋に配信されるiOS 15で元に戻ることがわかった。
カレンダーや時計アプリなどで時間入力が大幅改善
iOS 14では、カレンダーアプリで時間を追加したり時計アプリでアラームを追加して時間を変更する場合は、画面下部に表示される数字のキーボードをタップする操作方法に変更された。
実際は時間が表示されているアイテム(時間ピッカー)を上下にスクロールすることで従来と同じ操作方法も可能だが、ユーザーが気づきにくいことに加えて小さすぎて操作する指で時間が隠れてしまうという問題もあった。
iOS 14で変更された大不評の時間ピッカーはiOS 13以前と同じドラムロールをぐるぐる回転させて時間を入力する方式に戻る。時間が大きく表示されるドラムロールの方がわかりやすい。ただ、戻るわけではなく数字のキーボードで時間を入力したい場合はドラムをタップすると数字のキーボードが表示されるためタイプ式で時間を入力することも可能なようだ。
iOS 15: They fixed the time picker!!!
— Ryan Jones (@rjonesy) June 7, 2021
It’s actually even better – scroll or tap to type. pic.twitter.com/lyc5RLuQLA
現在、iOS 15は開発者向けに向けてベータ版が提供中。7月には誰でも利用できるパブリックベータ版がリリースされる予定で、正式版の配信時期は秋とアナウンスされている。例年どおりであれば新型iPhoneの発売直前に正式版がリリースされる可能性が高い。
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