外出自粛やリモートワークの増加に伴って利用機会が増えたビデオ通話。会話の邪魔にならないようマイクをミュートに設定することもあるが、いざ話そうと思ったときにミュートに設定していたことを忘れてそのまま喋って恥ずかしくなることがある。
今年秋に正式公開されるiOS 15ではミュートのまま話し始めると、さりげなく注意してくれる新機能が追加されることがわかった。
アラート通知をタップするとミュートを即解除
Apple公式サイトで公開されているiOS 15のプレビューページにて、FaceTimeの新機能として「ミュートアラート」が追加されると説明されている。
Mute alerts
Lets you know when you’re talking while muted. Tap the alert to quickly unmute and make sure your voice is heard.
FaceTimeで通話しているときにミュートに設定したまま話し出すと下記のような通知を表示。通知に気づいたユーザーがタップすると、すぐにミュートが解除されて音声が届くようになるという。
FaceTime on iOS 15 Alerts You If You Try to Talk While Mute. #Apple, #IOS15, #FaceTime. pic.twitter.com/s0wKdaqd85
— Yaroslav Gavrilov (@appletester_rus) June 10, 2021
現在、開発者向けにベータ版が提供されていて、7月には誰でも利用できるパブリックベータ版が提供予定のiOS 15では「ミュートアラート」以外にも多くの新機能がFaceTimeに追加される。
最大のアップデートはWindowsやAndroidデバイスでもFaceTimeが利用できること。ようやくAppleデバイス以外の相手ともFaceTimeによるビデオ通話が可能になる。
ほかにも空間オーディオに対応することで実際に会って話すのと同じように、会話がスムーズに進む音場を作ることが可能に。背景をぼかせるポートレートモードやリンク形式でのFaceTimeの共有、友だちや家族と同じ映画・音楽をビデオ通話しながら楽しめる新機能「Share Play」の追加など、在宅ワークや外出自粛に合わせて利用機会が増えるFaceTimeが大幅にパワーアップする。
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