どこかに落としたり、置き忘れたiPhoneはインターネットに繋がってなくても世界中にある数億台あるiPhone、iPad、Macと、Bluetoothでやり取りしてiPhoneの位置情報がiCloudに送信されることで、今ある場所を特定することができる。
現在のiPhoneは電源が切れるとBluetoothも利用できないため位置情報を特定する手段がなくなってしまうが、iOS 15では電源が切れた場合でも紛失したり盗難されたiPhoneの位置情報を特定できることがわかった。
電池が切れても最大5時間動作する「パワーリザーブ」
iOS 15のプレビューページにてiPhoneの電源が切れた場合でも「探す」ネットワークを使ってiPhoneを探せると説明されている。
この「探す」ネットワークが世界中にある数億台あるiPhone、iPad、MacとBluetoothでやり取りしてiPhoneの位置情報をiCloudに送るという機能だ。
Locate when powered off
Locate your devices using the Find My network even after they have been turned off. This can help you locate a missing device that was low on battery power or that may have been turned off by a thief.
実はiPhoneの電池が切れて画面がオフになっても完全に電池が無くなったわけではなく予備電力を使った「パワーリザーブ」というモードに移行している。パワーリザーブに移行したiPhoneを操作することはできないが、最大5時間までSuicaやPASMOなどのエクスプレスカードが使える。
iOS 15のパワーリザーブモードは、新たに「探す」ネットワークにも対応することでiPhoneを「AirTag」のように動作するそうだ。
Appleによればアクティベーションロックを有効にした状態でiPhoneを工場出荷時の状態に初期化しても位置情報の追跡は続けるという。
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